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航空大競争時代 “提携”で活路 日本航空再建の取り組み②

2011-01-24 13:37:35 | 報道/ニュース
  22日 NHK週刊テレビニュース


  “航空自由化”や“格安航空会社”の台頭などで
  競争が一段と激しさを増している世界の航空業界。
  日本の空にも新たな航空会社が次々と参入し、
  大手の航空会社といえどももはや単独では生き残れない状況となっている。

  そうしたなか、日本航空が決断したのはアメリカの大手アメリカン航空との提携。

  まず日米路線で事業共同化を進め、
  運賃の引き下げや、乗り継ぎしやすいダイヤの編成などを行なう。

  次のターゲットは、経済成長著しい中国をはじめとするアジアの市場。
  アジアの21の空港にネットワークを持つ日本航空。
  アメリカン航空の日米路線と結ぶことで
  アジアとアメリカを行き来するビジネス客の取り込みを狙う。

  このため中国やタイから客室乗務員を積極的に採用し、
  国際競争を勝ち抜く体制作りに力を入れている。
  
  日本航空 稲盛和夫会長
  「安ければいいとやっていくだけでは差別化できない。
   差別化しようと思えばプレミアムなサービスをプレミアムなお客さんに提供する。
   そういう方向でJALを再建していく。」

  日本航空が赤い鶴のマークを復活させたのには、
  原点に返るという気持ちがこめられている。
  日本航空は今後2年の間に株式を再び上場させることを目指すとしている。
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