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郵便局はいま ②新サービスで収益を上げろ

2015-06-04 07:30:00 | 経済フロントライン

5月30日 経済フロントライン


ユニバーサルサービスを維持するためにも日本郵便は新しいサービスを打ち出し収益を伸ばそうとしている。
埼玉県川口市にあるペットショップ。
金魚や爬虫類とそのエサなどを販売している。
この店が今年導入したのが日本郵便が新たに始めたサービスである。
これまでこの店では客からネットで注文を受けると商品の梱包や発送などを自分たちでしていた。
こうした作業を一手に引き受けるサービスを日本郵便が始めたのである。
ペットショップの商品約3,000点が保管されているのは郵便局。
以前郵便物を仕分けしていた場所を倉庫に変えた。
注文を受けるとスタッフが商品を取り出し
梱包してゆうパックで客に届ける。
(アクアペット 國井初己社長)
「梱包してもらって在庫を置いてもらって
 それを間違えないようにお客様にお届けしてくれるのが一番。」
在庫の管理までしてしまうこのサービスで収益を拡大したい。
日本郵便は今月行われたITビジネスの展示会で売り込みを図った。
(日本郵便 ソリューション企画部 五味儀裕課長)
「非常に大きな可能性のある市場。
 通販に関連した市場の売り上げも伸ばしていくことで収益源の多角化も図っていきたい。」
さらに高齢者向けの新たなサービスも一部で始めている。
愛媛県に住む松浦さん夫婦。
年をとり車で買い物に行けなくなったため日本郵便の買い物支援サービスを利用している。
提携するスーパーのカタログに載った1,200点の中から商品を選ぶ。
まず商品と数を注文書に記入しそれを自宅の郵便受けに入れる。
すると郵便局の配達員がスーパーに注文書を届け
集められた商品が自宅に届く仕組みである。
費用は190円(4,000円以上の購入)。
他の荷物と一緒に配送するため料金を安く抑えることが出来るという。
日本郵便では将来このサービスを全国に広げていきたいとしている。
(松浦陽子さん)
「こういうシステムができたことは本当にありがたい。」

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