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衛星打ち上げビジネス最新事情

2018-05-08 07:15:00 | 報道/ニュース

4月20日 おはよう日本


「スペースX」はイーロン・マスク氏が起ち上げたベンチャー。
イーロン・マスク氏は電気自動車のテスラの創業者である。
この会社が狙うのはロケットの再利用。
打ち上げた後に着陸させてまた使う。
すでにそれを成功させている。
これで一気に打ち上げコストの低価格化を進めようとしている。
「ブルー・オリジン」という会社を作ったのはアマゾンの創業者 ジェフ・ベゾス氏。
日本の放送通信会社「スカパーJSAT」の衛星を2020年代前半に打ち上げることで合意した。
これらの新興企業を迎え撃つ側がフランスに本社がある「アリアンスペース」。
大型ロケットの「アリアン5」は98回の打ち上げ実績がある。
日本企業が発注した商業衛星などの打ち上げでも最大のシェアを誇る。
4月19日にアリアンスペースのステファン・イズラエルCEOが都内の記者会見で
2020年打ち上げ予定の次期大型ロケット「アリアン6」についてPRした。
最優先課題はコストを下げること。
新型のロケット用エンジン「プロメテウス」を使用し
ライバルを意識して再利用について言及した。
(アリアンスペース ステファン・イズラエルCEO)
「欧州の市場でも再利用がやはり有効だとなれば
 対応できることが大事で
 そのため新型エンジンも再利用の可能性を視野に入れて開発している。」
2月に三菱重工業とJAXAがH2Aを打ち上げた。
三菱重工業は2020年度を目指して「H3]ロケットを開発中である。
こちらも打ち上げコストを今の100億円から半分の50億円にすることを目指している。
価格と
失敗はしないという信頼性
希望のスケジュールで確実に打ち上げられること。
この3点が揃うことが世界で通用する条件である。
2020年代には大きく展開しそうな宇宙開発競争から目が離せない。

 

 

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