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仏 エムバペ選手 移民の子どもに夢を

2018-08-05 07:00:00 | 報道/ニュース

7月17日 国際報道2018


フランスの優勝で幕を閉じたサッカーワールドカップ ロシア大会。
フランス代表で今回最も注目された選手が
19歳の若きエースストライカー
キリアン・エムバペ選手である。
大会通算で4得点をあげ
ヤング・プレイヤー賞にも選ばれた。
アフリカからの移民のルーツを持つエムバぺ選手。
地元では多くの子どもたちが声援をおくった。

圧倒的なスピードに華麗なテクニック。
ワールドカップでフランスを優勝に導いた19歳の新星
エムバペ選手のプレーに世界中が魅了された。
エムバペ選手が生まれ育ったのはパリ郊外のボンディ。
アフリカのカメルーン出身の父親とアルジェリア出身の母親の移民の家族に生まれた。
6歳のときに地元のサッカーチームに入ったエムバペ選手。
コーチの1人は“入った当初から才能が際立っていた”と言う。
(コーチ)
「みんなエムバペ選手のようになりたがっている。
 彼は50年に1人の逸材だ。」
エムバペ選手は地元の子どもたちを集めたサッカー教室にも積極的に参加している。
ボンディではアフリカや中東などからの移民が多く暮らし
相次ぐテロ事件などによって差別や偏見が広がり
閉塞感が漂っている。
世界のひのき舞台でエムバペ選手が活躍したことは
こうした移民の子どもたちにも大きな夢を与えているのである。
(エムバペ選手が所属していたクラブの少年)
「エムバペ選手をテレビで見られてうれしい。
 僕もエムバペ選手みたいになりたいし
 高いレベルでプレーしたい。」
そして迎えた決勝戦当日。
エムバペ選手の地元のボンディはフランス代表の勝利を見届けようと大勢の人が集まった。
フランスがリードするなか後半20分。
エムバペ選手がミドルシュートを決める。
(カメルーンにルーツを持つ少年)
「19歳にしてワールドカップでゴールを決めるなんてすごい!
 誇りです!」
(市民)
「エムバペ選手はボンディの若者に情熱を与えてくれている!」
地元の若者たちの希望を乗せてプレーするエムバペ選手。
その活躍に世界中が注目している。





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