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どうする集合美?新しい阿波おどり

2021-01-19 07:14:36 | 報道/ニュース

2020年12月17日 NHK「おはよう日本」


11月末
徳島市で行われた阿波おどり。
Withコロナ時代を見据え新たな開催方法を探るために行われた。
来場者は感染防止のため非接触型のチケットで来場。
消毒を徹底してから間隔を取ってから着席した。
踊り手もお互い2メートルの間隔をあけ列も減らした。
密集した踊り手たちが成す集合美が特徴の阿波おどり。
去年と比較するとー。
踊り手たちを見守る男性がいた。
“連”と呼ばれる踊り手グループの副連長の立川さん。
感染対策と阿波おどりの魅力を両立させようと奮闘し
この日を迎えた。
(阿呆連 副連長 立川さん)
「誰もが分からないことで難しい状況・ 内容だと思うが
 いろいろ考えて検証すべきではないか。」
感染対策を講じた阿波おどり。
前例のない難しい挑戦となった。
春先から中止していた練習を再開するために
さまざまな資料を集めて仲間とともにガイドラインを作成した。
(立川さん)
「何をしたらいいか分からないけど
 一般的に言われることを調べ上げて
 阿波おどりに適したものを作っていったという感じ。」
2020年10月
立川さんの所属する連では8か月ぶりに練習を再開した。
「今コーンを置いてます。
 横の間隔が3メートル間隔
 縦の間隔が4メートル間隔。
 前との間隔ね
 しっかり4メートルあけてください。」
最大の課題は踊り手の一体感をどう保つか。
間隔をあけることでお囃子の音と踊りが揃いにくくなり
集合美を失いかねない。
踊り手たちは戸惑うばかりだったが
感染防止のため対面を避け
低めの掛け声でリズムを合わせて一体感を保つことにした。
(踊り手)
「安全にみんなが楽しめるように
 見に来て良かったなと思えたらなお良いかなと思う。」
そして迎えた当日。
Withコロナ時代の阿波おどりを初めて披露する。
立川さんは踊り手同士の距離が確保されているか厳しく目を光らせる。
演舞の最後は阿波おどり最大の見せ場の1つ“総おどり”である。
14の連から約330人が参加し
間隔をきちんと保ちながら息の合った踊りを披露した。
(観客)
「久しぶりに見られて良かった。」
「魂が震えました。」
(阿呆連 副連長 立川さん)
「とりあえず何事もなく無事に終えられたことが1つの成功になったのではないかと。
 ぼくたちができることはしっかり準備して
 来年の夏に向けて準備していきたいと思う。」


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