山岳と野鳥たち

日本百名山などを登ったり、爽やかに囀る鳥達との巡り合いを楽しんでいます

北アルプスの山旅  10/10

2011-08-29 | 百名山 他
今回の山旅のオリジナルプランは猿倉~大雪渓~白馬岳~杓子岳~白馬鑓ヶ岳~唐松岳~八方尾根だった

ところが、天候が良くないと予想されたので、岩場にクサリ場、ハシゴなどの悪路がある長丁場の天狗の大下りや

不帰キレットを歩くのは難しいと判断し、ルートを白馬鑓ヶ岳から鑓温泉へと変更した

当日の天気は下界は晴れていたが、尾根では雨、霧に加えて体を風上に曲げて歩くほどの強風に見舞われた

ルートを変えたのは正しい選択だった   冒険には危険が伴うが、いかに回避するか見極めも重要な事だ

そんな訳で、重いデジ眼は一度も使う機会が無く、全てコンデジで済ませてしまった

そこで、栂池自然園で鳥や蝶を撮ろうと行ったのだが・・・


ヒカゲチョウが群がっている・・



これは期待できるぞ!  っと、思ったものの



何処に行ってもヒカゲチョウばかりで他の蝶は見当たらない 



鳥はと言えば、ホシガラスが一度だけ遠くを飛んでいただけと寂しい限り 



上りのロープウエイでガイドさんが珍しいオオシラビソの実が眼下に見えています   と、話していたが



園内に入ると手が届く距離に何処にでも見られる



白馬地方ではオオシラビソを「栂」と呼ぶので、「栂池」や「栂の森」と言うようだ

別名はアオモリトドマツで、毎年、紫色の実を付けるわけではないが、今年は豊作らしい

松毬にはならず、芯が残って周りの実が散るとガイドさんが言っていた

これにて、北アルプスの山旅はオシマイ   次回は八方尾根から唐松岳を目指そう 


今日も、朝の涼しいうちにホシホウジャクに挑戦して、673コマも撮ってしまった    どうしよう?!