我が家のネコたちとパートナーと過ごした26年間の話し

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パートナーの悲しい真実2 前社長は自ら命を終わらせてしまったよ。というウソ

2021-03-25 10:49:40 | 日記
仕事のパートナーが亡くなった。
個人事業主であったため、親族の決定で仕事場は解散することになった。

親族が相続放棄を決めているので、片付けることへの協力は消極的。

だけど、娘や息子からみたら父親だ。
ずっと音信不通だった父親が、どんなことを考え暮らしていたのか、父親探しの片付けという冒険を彼らは始めていた。

パートナーのパソコン。郵便物。
1つずつ確認していた。

そしてため息をつく。
涙は時おり流しているが、明らかにため息が多い。
見たくない書類、知りたくない事実が見えてきて苦しんでいる。


その時の私はというと
仕事がなくなる。
事務所の賃貸契約の連帯保証人。
印刷機器のリースの連帯保証人。
会社がつけで買ってたさまさまな買掛金。
私が確認できることは知らなければならない。そして、私の責任も確認が必要。
この中で分かったことは、
連帯保証人っていうのは、契約者が死亡すると債権の権利を失うってこと。つまり身銭を払わなくてよくなるそうだ。

安心していいのか、どこかにブーメランが仕込んであるのか?
まだまだ油断することはできなくて緊張が続く。

賃貸契約の解約するのに、とてもお金がかかる。
解約を申し出て半年分家賃を払わなければいけない。
でも、契約者が死亡だから連帯保証人の私は無関係。
しかーし、当然相続するであろう親族が放棄したら、連帯保証人に戻ってくる!と説明を受けた。
ヤバい、ムリムリムリ

だいたい、全てのものの解約は私はすることが出来ない。
個人事業主の契約は全てが親族へ相続される。

故人と仕事のパートナーである私は
なーにも手続きを進められないのである。


脱線しました。
今回の話しのメインテーマ。
以前、同じ場所で活動していた法人時代の社長の話しだ。

彼が会社のお金を使い込み、自宅マンションから飛び降り亡くなったため、現私の仕事のパートナーが仕事を個人事業主として引き継いだと聞いていた。

と、私は聞いていたのだ!

だから電話の名義移動。
お寿司屋さんのつけ
税務署からの問い合わせ

私は、このかた亡くなりましたって返事をして仕事が継続できる様、連絡してまわったのだ。

娘が知り合いに確認したところ、この方、
そう、つまりは以前法人形態の頃の社長さん!

生きてた。

私のアタマは混乱してます。



パートナーの悲しい真実1 税金逃れも酷すぎる

2021-03-24 09:24:46 | 日記
仕事のパートナーが亡くなった。
彼は個人事業主。

親族が職場の片付けに手をつけた。

人は亡くなると隠し事が少しは出てくる。
そんな隠し事について書いていく。

片付けをしていると、
平成22年の確定申告の書類がバッグの新聞紙の隙間から出てきた。
つまりは2008年のものになる。

『数年前に発症したうつ病のため療養地を転々としボランティアをしながら過ごしてます。』

なんだと!
心臓が飛び出した!

いやいや、あなたは仕事してたでしょ?
私のパートナーとして。

それとも、私は彼が働いてると思っていたけど幻だったのか?

2021年の3月に、そんなデタラメを申告してたのだと知ってしまった!
心配してあげたのを返してほしい。

彼の末路は想像できるでしょう。
ある日、
国税局が仕事場に乗り込んできたんです!

それでもパートナーの私への説明はこんな感じだった。

ちゃんと確定申告してなかった自分が悪い。
だから罪を潔く認めることにするよ。
でも、アルバイトしてた人たちの支払いが一切認められなかった。

だから3億円の追徴課税がきた。

当時の私はかなり動揺し、不安しかなかった。

ちゃんとした真実は分からないが
確定申告してなかったら、そりゃ罪は重い。

それでも、本当に3億円だったのか、
本当のことは分からない。

追徴課税の調査が入り、差し押さえや隠し財産を探す税務署のプロが、何度も職場に来るようになった

何故、私は辞めなかったのだろう?
今から振り替えれば、私もバカだとはっきりわかる。

パートナーとのお別れ会はお金がかかる

2021-03-24 00:51:06 | 日記
仕事のパートナーが亡くなった。

病院の霊安室から火葬までの記録。

病院に駆けつけた親族3人。
彼らはパートナーと10年以上会ってなかった。
パートナーの拒絶だった。
仕事場に彼らが来ることを許さなかったのだ。

私は亡くなっていると聞いていたパートナーの奥さまが生存されていて、生活保護を受け介護を受けて生活していることを知った。

知らないことばかり。
しかしタイミングはパートナーのお別れの、とき。
世間話になることはなく無言の間に、時おり親族の、会話がポソポソ聞こえていた。

!!
思い出した。
昨日、病院に行くときに長い入院になるだろうからと。今は亡きパートナーから、お金を卸すように頼まれていた。
入院は、必要なくなったが親族たちとのお別れ会に、お金が必要になる。
人が亡くなると銀行口座が凍結されると聞いたことがある。
支払いには白旗を振る親族ではあるが、葬儀には参列する感じがある。葬儀は、誰かにやって貰いたい感じだ。

とにかくATMに走った!
まだ口座は凍結されてなかった。
残高照会をして、口座に10万円残して80万円を引き出した。
親族が相続放棄するので、このお金を引き出す行為が問題になるかもしれない。
しかし、躊躇してる時間的余裕はなかった。故人から入院費として指示を受けていたが、葬儀費用のために引き出した。
迷ってる暇はなかった。

同時進行していたマイク娘の葬儀会社探し。
小さなお別れ会をしてる会社を見つけてきた。
葬儀費用15万円くらい。
これには病院から葬儀会社への故人の搬送。1日安置。翌日火葬場までの搬送が費用に含まれる。
病院から葬儀会社へ運ばれた故人とは、数分程度のお別れの時間があった。
その翌日、火葬場で待ち合わせをした。
指定の場所に集まり、棺が到着。
一人ずつお線香をあげたら、すぐに、故人は中の方へと入れられた。
棺の中で眠る故人の皮膚や頭髪、服などとは二度と見れなくなるのだ。
一時間程で骨だけが残ると説明された。

骨になるのを待つ間は、親族に故人の話を聞く時間になった。

娘から10年以上音信不通だと聞かされた。
メールのやり取りをしていたのはしってたけど、肯定と否定もせずに静かな頷きを繰り返した。
息子は8年間大学、大学院にいたが、5年目にいきなり援助を打ち切られた。と話した。

奥さまは、ほとんど帰ってこない故人に、離婚されることを、恐れているうちに認知症になってしまった。奥さまは自力で生活することができなくなり介護がひつようになった。最初の頃は介護費用を故人が負担していたが5年前に経済的な理由で、援助を打ち切ったらしい

彼らはそんなことを話しながら、私とマイ娘を見つめてくる。

何か話してほしい。

そんな瞳だ。

故人は常に女性がそばにいる、どーしょうもない生活をしていたということだ。
でも、私と仕事を始めてからは、そーいう匂いがなくなったと、娘は感じていたそうだ。

娘も息子もお金は出さないが、父親のことは知りたがっていた

ほぼ初対面の息子や、娘に何を話せばよいのかわからない。
故人の好きなタバコの話し。焼き肉が好きだった。
自宅に帰らず事務所に住み着いていた。
臭い!と私が指摘するとコインランドリーに、洗濯にいく。そんなことを話してあげた。

遺骨を抱えて斎場から故人の事務所までタクシーで12,000円

故人の事業は、整理して解散することを親族が決めた。
解散は決めたが父親の職場を見たいと、いった。
親族は、なにもしないと宣言。

故人の職場を見て、親族の気持ちが前向きになるかもしれない!

タクシーの中では、何度も祈った。
どうか、どうか、なんとか、なんとかなりますように。と。
なんとか、ってののほとんどはお金のはなしだ。

そもそも故人の口座からおろした80万円で。全て賄えるのだろうか?
いやいや、あり得ないぞ。
賃貸契約解約するのに、半年分の家賃がかかる。家賃の負担だけで300万円。

故人との別れを瞬間的に思い出し涙が流れるが、頭の大半はお金が!お金がぇー
金銭的危機に、心臓が痛い!

親族は相続放棄すると、言ってるから
立て替えたとしても戻ってこないお金。
それを私が払うことになる?

怒りと不安と。時々の悲しさで私の不眠生活が前日から始まっていた。








親族3人集まる

2021-03-21 17:03:53 | 日記
仕事のパートナーが亡くなった。

人が亡くなると、様々な手続きが必要になる。
そして、火葬もしなければならない。

3月14日早朝に息を引き取ったパートナー。
その時、彼の娘が側にいてくれた。
私は始発電車で向かったけれど間に合わなかった。
病院は生きてる人が居るところ。
準備が整うと病院の霊安室に移動される。
病院のスタッフがお化粧を、してくれるという。
亡くなると血の流れがなくなるので、顔色も良くない。だから肌色にお化粧してくれた。

着るもの。どうしますか?

棺に入るときに着る服のことだ。

この時点では、親族は娘のみ。
『10年以上会ってないのでなにもわかりません』

娘は疲労した様子で、困ったように口を開いた。

私の仕事のパートナーは、親族とまったく連絡をとっていなかったことを知る。

私は彼が仕事場の一部で寝泊まりをしていることを知っていた。
住む賃貸マンションはあるけれど、ほとんど仕事場にいた。

成人している私のマイ娘も。彼のそんな、生活を知っていた。

マイ娘がタクシーで仕事場に戻り、ワイシャツを探してきた。
彼が亡くなる前日に病院へ付き添ったのもマイ娘だった。

遠くにいる親族より、近くにいる他人が動くしかなかった。

3月14日の午後は霊安室に移動した。けれども、ゆっくりとした時間が流れる訳ではない。

病院の提携する、葬儀屋が

このたびは御愁傷様でした。と近づいてきて今後の予定を確認したがっている。

前日の午前中は、まだ仕事をしていたパートナーだったが、今は葬儀の予定を立てるように促されているのだ。訳がわからない悲しみで感情が震えていたのに、意識が正気に戻された。
しかし、担当者の問いには、
パートナーの娘は何も言わない。

だから少しだけ、時間を貰った。
時間がほしいと返答すると病院には長くはいられないので、数時間で決めてください。と言われた。

それにしても、費用がとても高い。
パートナーを3日預かり、お別れセレモニーをして火葬するのに、親族のみ参加で45万円!

それを、聞いていたマイ娘はネットで相場を調べ始めた。

そんな中、パートナーの娘の連絡で
『お兄ちゃん』と『◯◯』が駆けつけた。
つまりはパートナーの息子と弟だ。

それぞれに安置されたパートナーに会って言葉を発することなく、無言で会話をしている様子だった。

そろそろ私とマイ娘はこの場所から去るタイミングだと判断し、立ち上がる。

私が働いていた仕事場は、明日からどうなるんだろう?
こんな時に聞いても良いのだろうか?
パートナーの奥さまは既に亡くなっていると聞いていたので、息子に聞いてみることにした。

パートナーが亡くなって知ってしまった嘘、残酷なウソが明らかになる。

『母は生きています。親族は彼のことについて一切関わりません。相続は放棄するので何もお金は出しません』

葬儀やらない
火葬しない
仕事場の整理、やらない

しません
できません

私は意味がわからない。

ここに居るべきではなかったのか?
急に私は、更なる窮地に立っていたことを少しずつ実感することになる。





親族を探す

2021-03-21 09:02:26 | 日記
3月13日に仕事のパートナーは亡くなった。
仕事を、終えて病院に向かい、検査を受け、付添人が、離れた一瞬の隙に倒れた。

救急搬送し脳外科ドクターのいる病院に向かうという。

思考停止している場合ではない。

ロックのかかってないパートナーの携帯から親族らしき登録を探す。
登録されてる人数は7人。
『み』『お兄ちゃん』『ま』『マ』『m』『◯◯』(これは名前)『△△』(会社名)

まるで暗号だっ!
『み』は娘さん
『お兄ちゃん』は息子さん
『ま』は、知り合いの女性。パートナーとの年齢差は47歳
『マ』は、私の番号だった。マとは私の名前に関係がない
『m』はなぞの中国人。連絡はとれなかったが、彼女の大学卒業式の写真が携帯のフォルダーにあった
『◯◯』は弟さん。本名で登録されていた
『△△』は、まちの金融

登録されていたのはこれだけ

話は逸れてしまったが、娘が病院に駆けつけてくれた。

私はパートナーの娘に引き継いで帰宅した。
終電前の電車の中で思考がループする。
結論が出るとか、そんなのではなく、漠然とした不安の中で考えていた。
もうパートナーの意識は戻らない。
奇跡は起きるだろうか?
無理だろうなぁ
帰宅しても、そんなことを思いながら眠りにつけない。

翌朝4時。
電話が鳴った。

病院からだ。
血圧が下がってきたので、もう持たないでしょう。と、看護士さんが伝えてくれた。

連絡が来たので、電車に飛び乗り病院へ急いだ。

パートナーは個人事業主。
そこで働いていた私は、恐らく失業するのだろう。学生時代にアルバイトから始めたその仕事。かれこれ30年もの年月を重ねていた。
複数いた同僚も、辞めたり。新しく入ったり。30年の間に仕事場の人口密度は増えるときもあれば減るときもあった。
今年は過去最少。
昨年のコロナ禍で生き残るために人件費を削る以外に方法がなかったのだ。
いつの間にか亡くなったパートナーと2人っきりになっていた。みんながいなくなってしまっていた。

これから、どーなるんだろう?

不安は頭に座り込んでいるが、
思考はまとまらず、機械のように病院へ向かった。