全国菓子大博覧会(ぜんこくかしだいはくらんかい)は日本の地方博覧会のひとつで、和菓子を中心に、洋菓子・スナック菓子等も含めた日本最大の菓子業界の展示会である。全国菓子工業組合連合会(全菓連)などが主催している。略称は全菓博・菓子博。
1911年(M44)東京府東京市赤坂区溜池町(現・東京都港区赤坂)で、第1回「帝国菓子飴大品評会」が行われたのが始まりとされている。第3回から第9回までは「全国菓子飴大品評会」、第10回から「全国菓子大博覧会」の名称を使用している。開催間隔は不定期であり、第二次世界大戦から戦後占領期にかけて13年余りの中断期もあった。開催地は、日本国内および日本統治時代の朝鮮で、各都市持ち回りとなっている。(ウッキーぺディア参照)
今回で第26回目を迎える開催地は私の地元広島で行われた。そんな訳で会場に足を運んでみた。会場は「旧・広島市民球場跡」。第一回開催が1911年(M44年)、今から102年前に開催された。因みに前回広島で開催されたのが第4回1921年(T10)。92年ぶりの開催となる。当時の会場は「広島県物産陳列所」現在の世界遺産“広島原爆ドーム”で行われたらしく、それを聞いて少し複雑な思いに駆られたが、今こうして再び広島で開催された事は素直に喜びたいと思う。