先日、買い物に行くのに、市営地下駐車場に車を止めた。
車に鍵を掛け、エレベーターの所在を示す矢印に向かって歩き出した。薄暗い地下には沢山の車が駐車されていて、それはまるで郊外でよく見る「大型中古車店」のようだ。
外車も駐車しているが、その殆どは見慣れた国産車だ。色も日本人が好む白やダーク系が圧倒的に多い・・
そんな中、行く先に一台の黄色い車に気が付いた。近づくと、地下の薄暗い電灯の中でも、ピカピカに輝いていて、その黄色い車体は(正確にはパンプキンイエロー)「日産Be1」だ・・
それにしてもよく手入れされている・・ガラス勿論、凹みやキズ歪みの無いボディはWAXかコーティング処理が施されているのだろう、天井の電灯の光を反射させていて、本当にピカピカだ。タイヤ/ホイールにも汚れなど一切見当たらない・・このBe1はオーナーに大切に大切にされているのだ~(^^♪
日産Be1 1988年(S62)一万台の限定発売 バブル期と重なって一時三百万で取引されたと云う・・FF 987cc 52ps
日産フィガロ 1991年(H3)発売 FF 987cc OHCターボ車 76ps 当時のマーチをベースに生産 ほかに日産パオもあった
そう言えば、今朝のニュースで「エコカー減税」で、車を買い替えた方達の古い車が(初期登録から13年超えの古い車)、解体業者に一日に数百台は運ばれてきて、その対処に悪戦苦闘しているらしい。
TV画面は、広大な土地にぎっしり置かれた古い車を映していた。中には現役で走り出しそうな車も沢山あった。事実その業者の代表者が、一台の車を指差して、この車はEgも快調エアコンもなんら問題なく作動しますよ、まだまだ現役ですよ・・と、インタビューに答えていた。
だけど、あれだけの数の車の解体をするのにどれだけのCo2を排出するのだろう? エコカーに買い換えるのは、確かにエコに繋がるだろう。
でも、自分の好きな車を長く大切に乗ってやることも、大きなエコに繋がると私は思っているが・・どうだろう?~(-_-;)
さて、この目の前のピカピカの黄色いBe1~オーナーはどんな人だろう?きっと大の車好きで、それでいて地球環境にも感心を持ってくれている方でしょう~(^^♪
「追伸 携帯でBe1を撮ろうと思ったのですが・・オーナーの承諾なしに撮れないし、それに勝手に撮って、不審者に間違われるといけないので止めました~(/_;)~」