とある新聞の記事に目が止まった・・絵本作家 森本順子さんの被爆体験を基に描いた絵本 「わたしのヒロシマ」の原画展が、旧・日本銀行広島支店で開催されているという記事だ。之には私も大変興味があり、後日早々に訪ねた・・
以下、読売新聞記事より
旧・日銀広島支店で作品展 「わたしのヒロシマ」原画展
広島で被爆し、現在はオーストラリア・シドニーで暮らす絵本作家、森本順子さん(78)が、被爆体験を基に描いた絵本「わたしのヒロシマ」の原画展が、旧日本銀行広島支店(広島市中区)で開かれている。30日まで。
絵本の出版は休止状態だったが、広島市のNPO法人「HPS国際ボランティア」(佐藤広枝理事長)が、日英両語を併記した改訂版出版を決め、それに合わせて原画展を企画した。
森本さんは広島女学院高等女学校2年の1945年8月6日、爆心地から約1・7キロの自宅で被爆。大きなけがはなかったが、全身やけどを負った被爆者たちとともに避難したことを鮮明に覚えている。82年に豪州に移住し、絵本作家となり、87年に英語で絵本「My Hiroshima」を書き上げ、88年には日本語版も出版された。
原画は原爆投下前の美しい街並みと、被爆により一変した惨状が描かれており、森本さんは「人間を殺す兵器を作るのも人間だということを知った上で、命の大切さを感じてほしい」と話している。
21日午後1時から、森本さんの「ライブ・ペインティング」も開催。絵本は1万部が出版され、市内の学校や修学旅行で訪れる学校に贈られる。問い合わせは佐藤理事長(082・273・9071)。
(2010年5月20日 読売新聞)
と云う内容の記事です。30日(日)まで開催されていますから、お時間に余裕がありましたら、是非お訪ね下さい。お奨めします。