先日、尾道を訪ねた。前に訪ねたのが一昨年の3月だから、約2年ぶりの訪問だ。
尾道のイメージと言えば、いの一番に「寺の町」「坂の町」そして情緒あふれる「尾道水道」と、頭を過ぎるが実はその他にも見所は沢山あるのだ。
その見所とは、この町には「昭和の情景」が至る所に残っていて、訪れる人達の心を暫し「懐かしの昭和」へと誘ってくれる。
昭和を知らない平成生まれの若者達には見たことも無い時代に「懐かしさ」と言うよりは、どちらかと言えば「レトロ」な感覚に酔いしれるかもしれない・・
因みに、何を見て昭和と感じるかは人によって違うと思うが、私にとっての「昭和」は幼年期・少年期を「高度成長期時代」に送ってるから、やはり“昭和30~40年代”の風景だろうか?
東京オリンピック・東海道新幹線・東名神高速開通・大阪万国博覧会開催・・等、どれも之も皆記憶に残ってる。
学校から帰ったら、即座にランドセルを玄関に放り投げ、友達の集まる「路地裏」や「空き地」に走って行ったものだった。
当時、「空き地/更地」なんかは都市開発で至る所に在ったし、「路地裏」なんて何処の町にも必ず在った。不規則に入り組んだあの狭さがとてもミステリアスで、子供の「冒険心」を掻き立てる不思議な“空間”だった。
そんな空間で駄菓子屋・メンコ・ビー玉・ベーゴマ・缶蹴り・女子のゴム飛び~ets・・宿題なんか忘れて日が沈むまで遊んだ。特に「缶蹴り」のような遊びは、隠れる場所の無い広い所より、路地裏あってこそ成り立つ遊びの王道「缶蹴り」だった。
“路地裏”は大人目線だと気が付かないが、子供の目線で見るとあの微妙な広さと狭さの空間こそが子供達にとって最高の「Paradise」だったのだ~(笑)
勿論、野球(三角ベース)やドッチボールのように人数がそこそこ居ないと出来ない遊びは空き地や神社みたいな広さのある所でないとゲームにならなかった。
まぁ~その前にそのようなゲームは放課後の校庭で遊ぶものだと皆思い込んでいた(日曜などは公園で集合して遊ぶ)。
と言うことで、今回尾道を訪ねたのは其の「昭和の路地裏」を散策する為だった~本日数枚の路地裏の画を掲載させて頂きます~(笑)
皆さん、今お住まいの何処かにこんな「路地裏」が残ってるかもしれませんよ。どうです?一度散策がてら探しに行ってみませんか?きっと楽しいかもしれませんよ~(笑)
※21世紀平成の時代になってもこのような「路地裏通り」が残っている事に、とても懐かしくまた感激したのが正直な気持でした~(^○^)
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