先日、広島平和記念資料館 地下展示場で「佐々木雄一郎写真展~第二部”平和を誓う”を観てきた~去年9月に第一部“平和を築く”↓を観ていたので、今回の第二部を楽しみにしていた。
http://blog.goo.ne.jp/meranmeran21/d/20090908
地下展示場入り口に在るパネル
“平成21(2009)年度、広島平和記念資料館は、広島平和記念都市建設法制度60周年を機に。企画展「佐々木雄一郎写真展”を二部開催する。 佐々木雄一郎氏は、市井の写真家として、広島に暮らし、広島の戦後を撮り続けた。撮影枚数は、30余年間で10万枚を超える。被爆の惨状、目覚しい復興の軌跡、その過程で生じた摩擦や歪みなど、様々な事象を記録した佐々木氏の写真は、広島戦後史の縮図とも言える。
氏愛用のマミヤ製カメラも展示されていた
「第二部 平和を誓う」では、被爆から約30年間にわたる都市の復興と、慰霊・被爆者援護・被爆体験継承への取り組みに焦点を置く。それぞれの苦悩を背負って生きる人々は、落ち着き始めた暮らしの中で、犠牲者を悼み、心の底から平和を願った。その思いが次第に形を成し、新たな行動へと繋がっていく過程を、120点の写真で振り返る。 (パンフレット2P目原文のまま)”
曇り空の下なのに赤く輝くクロガネモチの実
資料館を出て何気に天を仰ぐと、前回同様「ふぅ~」と溜息を付きながら、なんとまぁ~平和な光景なんだ。そう思いながら此処まで復興させてくれた先人達の「力と英知」に感謝した。 そんな想いで平和公園の木々の中を歩いていると、赤い「実」が誇らしげに生った「クロガネモチ」に気がつく。 深緑葉に囲まれたその無数の赤い実は、曇り空なのにキラキラ光っていて、それはまるで平和を願う人々の「魂」のようだった・・・