「初恋の日」なんだって~(´艸`*)
島崎藤村ゆかりの宿である長野県小諸市の中棚荘が制定。
1896(明治29)年10月30日のこの日、島崎藤村が『文学界』46号に『こひぐさ』の一編として初恋の詩を発表した。
※金木犀 花言葉『初恋』
人生で誰もが経験し忘れられない”初恋”、そしてキンモクセイの香りも一度かいでしまったら忘れられません。その一生に一度の忘れることのできない経験がこの花言葉に結びついているのでしょう
👉島崎藤村 若菜集より 「初恋」 3分50秒舟木一夫「初恋」1971(昭和46)年9月発売 作詞:島崎藤村 作曲:若松甲 編曲:佐伯亮
【初 恋】 島崎藤村
まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき 前にさしたる花櫛の 花ある君と思ひけり やさしく白き手をのべて 林檎をわれにあたへしは 薄紅の秋の実に 人こひ初めしはじめなり わがこゝろなきためいきの その髪の毛にかゝるとき たのしき恋の盃を 君が情に酌みしかな 林檎畑の樹の下に おのづからなる細道は 誰が踏みそめしかたみぞと 問ひたまふこそこひしけれ |
ご存知、島崎藤村の詩「初恋」。1971年島崎藤村『初恋』この詩に作曲:若松甲 編曲:佐伯亮 が曲を手掛けて舟木一夫の唄で発売された。
こうして耳で”楽曲”を聴きながら、目で詩(文字)を追うと、奥深い”文学”なんだと改めて感じました。※歌の4節目は有りません。
因みに『初恋』は、藤村が25歳のときに初めて出した詩集「若菜集」に収められています。ワタシは知らなかったのですが、他にも数人の方がこの初恋を歌われてたそうです。でもワタシ個人的な感想ですが、此の舟木一夫さんの歌唱力が一番この詩には適してると思いました。
※現代語訳を見付けましたので添付しておきます。
「初恋」 島崎藤村
まだあげたばかりの君の前髪が
リンゴの木の下に見えた時
前髪にさした花櫛の
花のように美しい女性だと思った
リンゴの木の下に見えた時
前髪にさした花櫛の
花のように美しい女性だと思った
優しく白い手をのばして
リンゴを僕にくれたこと
それは薄紅の秋の実
僕は初めて恋を覚えた
リンゴを僕にくれたこと
それは薄紅の秋の実
僕は初めて恋を覚えた
思わずもらしたため息が
君の髪の毛にかかったとき
恋に酔いしれる楽しさを
君のおかげで知ることができた
君の髪の毛にかかったとき
恋に酔いしれる楽しさを
君のおかげで知ることができた
リンゴ畑の樹の下に
自然とできた細道は
誰が通って出来たかと
尋ねる君が愛おしい
自然とできた細道は
誰が通って出来たかと
尋ねる君が愛おしい
と、なります。現代文に置き換えても、やはり心打つ文学に変わりありませんね~(´艸`*)
【島崎 藤村(1872年3月25日(明治5年2月17日) - 1943年(昭和18年)8月22日 享年71歳)詩人又は小説家。本名は島崎 春樹(しまざき はるき)。信州木曾の中山道馬籠(現在の岐阜県中津川市馬籠)生まれ。】
ちゃんちゃん~♪
みなさん~おはようございます~♪今朝も寒く暗い朝を迎えました。今日は10月最後の日曜日です。と、言う事で、午後のお茶時に遠い若かりし頃のあの「初恋」の人に想いを馳せてみませんか?
因みにワタシは幼稚園の先生が大好きでしたが・・あれが初恋と言えるかどうかわからないけど、顔も記憶にないし・・もうすでに死んで、お墓に入ってるだろうなぁ・・・(爆笑)それでは!何方様も充実の日曜日をお過ごしくださいね~今日も一日明るく元気に笑顔で宜しくです~(^^)/~~~
二回目ちゃんちゃん~♪
※全国きょうのお天気
今日は、北海道や東北の日本海側は気圧の谷や上空の寒気の影響で雲が広がりやすく、所々で雨や雷雨になりそうです。東北の太平洋側や関東から九州にかけては広く晴れるでしょう。行楽日和の所が多くなりそうです。沖縄は曇りや雨で、次第に風が強まるでしょう。高波にご注意下さい。先島諸島を中心に荒れた天気になるでしょう。最高気温は、広い範囲で平年並みになりそうです。
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