銀の人魚の海

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新聞 フロントランナーから ある牧師さん

2017-07-03 | 日々の雑感
新聞付録、BEフロントランナーに、

あのSEALDSの創立メンバー、奥田愛基氏の父55歳が載った。

意外!彼の父は牧師でもあり

三十年、北九州でホームレス支援活動をするNPO法人の理事長だ。

父の経歴もなかなか波乱もあり、その息子がわかるような。

愛基氏も、前にフロントランナーに載った。

父は大津生まれ、大手サラリーマン家庭育ち、中二でキリスト教洗礼を受ける。

が、関西学院大学時代に釜ヶ崎を訪ね、名前も年も知れぬ遺体に信仰心は揺らぐ、

神はどこにいる!と。

そうでしょう、ね。

ハタチで牧師になると決意。神を探す仕事へ。

90年、北九州の教会から呼ばれ、ホームレス支援を本格化する。

死者がでるたびに怒り、殺人行政、と書いたプラカードで役所へおしかけた。

息子、愛基は不登校となり、離島で暮らすことに。

四年前、行き場のない高齢者の施設を自宅兼教会の前に建てる。

三十室。住民が猛反対。

愛読書は聖書。

落語が好き、穏やかな容姿。年、五十回講演で全国をめぐる。

このNPOは100人スタッフで、7割が正規職員、

これは多い!

決算は赤字だが、数年、市内路上死はゼロ。

行政と対立し、いろいろ模索しつつ活動を広げている。

エネルギッシュ。

ホームレスには、生きていればいいと、言うが

息子には将来どうする、と言ってしまう。

わかるな~親心。

息子が離島へ~親の責任を放棄と苦しんだが、

島の里親さんに助けられ息子も生きていけた。

その彼がSEALDSを作ることになる。

九州初の生活困窮者支援施設をつくり、奔走す日々。

牧師になり活動をし、困窮の場に神はいるようになったのか?

今は神の存在を感じるか?と聞きたい記事だった。



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