銀の人魚の海

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水玉の作家

2017-05-27 | 日々の雑感
草間彌生の展覧会は、5月中旬までに45万人が見ているそうで、人気だなー

まだ、これほど有名でない頃、小さい個展でみたりしていた。

彼女の成育歴に興味もあったせいで、気になる作家だった。

長野の狭い地域で、親とうまくいかず、幻覚、幻聴に幼い頃から悩まされた。

まだ当時は、良い薬もなく、田舎の精神病はそれこそ、座敷牢へ、もあったろう。

辛い幼い日々から抜け出すために、NYへ行き、新しい美術などへ目覚めた。

水玉は10歳から頭にあったそう。

描き出すと、何時間でも描いてしまう。

有名になり、スタッフに囲まれ、メンタル面でもサポートされ、

かなりまえから、大学病院の個室かに住み、近くのアトリエへ通い制作をしているようだ。

TVのドキュメントかで、その様子をみたことがある。

彼女の絵は、少しの時間みているのは色彩が変幻で面白いが。

あの空間に一時間以上はいたくない。

強烈すぎて、怖い。

何か居づらくなる要素がある。

それが彼女の個性なのだろうが。

新聞、人生の贈りもの、の連載から。

真っ赤なヘアで真っ赤な水玉な服の写真つき。

88歳、これから人生が始まる、とあり、そのエネルギーの膨大さに驚く。

精神疾患の方は、高齢になるとエネルギーが減少し、症状も軽減され、

わかりにくくなると言われるが、

彼女は、まだエネルギーいっぱい!何かをずっと持ち続けるのだろう。

もっと、がんばらなくちゃ。
生きることや死ぬことを超えて闘っていくの。
これから私の人生がはじまるのです。
これまでは序曲です。

と最後に閉めくくっていた。



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