94年、仏、独、英。ミルチョ・マンチェフスキー監督。
長編初。30年ぶり位に再見。3部作。
好きな映画。地図でバルカン半島の位置を確認。
民族紛争が多く知識があれば、もっとよくわかるはず。
マケドニア人にとりアルバニア人は敵。
ベネチアでグランプリ受賞。
1部 言葉
マケドニアの田舎が舞台。俳優の顔、若いキリルを覚えていた。
ギリシャ正教修道院で、2年間無言修行で、会話はない。
トマトをもぐ時「雨になるな」。3部とも雨はキーワード。
ジャージが多分ヴィンテージアディダス。
「時は死なずめぐることなし」と出るが、3部作、
ラストでめぐってきた。輪廻。
ある少女をかばうキリルは修行に反したので、出ていく。その時・・
2部 顔
舞台は米。アン、写真系雑誌編集者?
彼女が長いヘアをかきあげるシーン。
これが多い。縛ればいい。夫ニックとうまくいってないが妊娠をつげる。
夫は俺の子かと問う。
アンの恋人アレックス(優秀なカメラマン)はマケドニア人、
一緒に故郷へと誘うが・・ここでも雨がふる。
ニックは顔を撃たれ・・
3部 写真
アレックスはマケドニアへ帰る。岩の多い小さい村。
「雨にぬれても」の曲。彼がが自転車に乗る。
彼は良いと思い撮影の、死の写真を破り捨てる。
アレックスは昔好きだったアルバニア人、未亡人ハナにあうが・・
彼女から頼まれたことは・・
「戦争は伝染性だ」民族闘争の地域。住民たちも
銃を撃ち放つ。ラストは1部に戻る。あの少女が・・
初長編で3部うまくまとめ音楽もよい。保存した。
●マケドニアを舞台に、ギリシャ正教徒とアルバニア系ムスリム人住民の
あいだで高まる緊張を、マケドニアとロンドンを結び、
時間軸が複雑に交錯する三つの挿話で描きだすドラマ。
監督・脚本のミルチョ・マンチェフスキーはマケドニア出身で、
ニューヨークを拠点にミュージック・ビデオやCMを手掛け、
これが初の劇場用長編映画になる。