ああ、終わってしまった。
あんなに気が重かった今年の大会なのに、終わってしまえばなにこの爽快感。
去年が地獄だっただけに差がありすぎ。
前々日の8月23日、ナンバーカードとTシャツを受け取りに会場へ。
今年のTシャツはというと、
会場で受け取る前から色に関しては諦めていて、
実際手渡されてみると「ほらきた」とその色に笑いがこみ上げて来た。
これが北海道マラソン2019ファンランのTシャツです(笑)。
無理、着れんわ、この色(笑)。
背中側は、
こんなデザイン。
おそらく星の数は大会数を表しているのでは。数えてないけれど。
で、私としては今年のデザインはとても気に入っている。
ああ、この色さえなければ…。
スボルメの前アシックス時代のファンランTシャツ2枚持っているけれど、
あれはまっ黄色で無理だったし。
毎年嘆いているけれど、どうしてファンランTはこんな色ばかりなんだ。
もっとだれもが恥ずかしくなく着用できる無難な色にしてほしい。
参加費は高いのだから。
今年のフルは紺に星と文字が白だったはず。
フルは紺系で毎年きているから、ファンランは白にしましょうよ、来年は。
あ、白はボランティアの人のTシャツの色か?
というわけで、今年も無理な一枚が増えました(笑)。
あまりに無理なので今年もスボルメのブースで1枚買ってきた。
グラデが綺麗。
これならおばさんでも着られそう。
北海道を背負うのだ。
で、この北海道柄なのだけど、
よく見るとかわいくなっている。
積丹半島は獣心ライガーみたいだし、渡島半島はバカボンのパパの鼻そっくり。鼻毛はないけれど。
襟裳岬はくい込むハイレグだ。
余談だけれど、大会後このTシャツに着がえ、娘と丸亀製麺にうどんを食べに行ったら、
あとから隣の席に座った男性がこれのピンクTシャツだった。まさかこんなところでペアるとは。
2019年のTシャツでした。
去年は緊張から胃の調子が変になり、前夜に胃の膨満感と吐き気でほとんど眠れず、
スタートして2Kも走らぬうちに脇腹痛に襲われ、
地獄のファンランとなったのですが、
今年は開き直ったのか連続4時間は眠ることができた。
カーテンを開けると、外は雨上がりでキラキラ草も葉も朝日を浴び輝いている。
晴れたわ、やっぱり晴れおばさんなんだわ、私は。
すっかりその気で会場入りし、整列する指定の場所に向かう途中に雨がつつつと降って来た。
嘘でしょ、これはすぐ止むでしょうと気にせず整列していると、
止むどころかしっかり降り始めてきた。
帽子、家に置いてきた。
折角つくった45Lゴミ袋合羽は荷物と一緒に預けてしまった。
まわりをみてみると、
レインコート、ゴミ袋、ウィンドブレーカー、雨宿りする人とそれぞれ。
私としては今後の100Kウォークを考え雨に濡れるとどうなるかを実体験する機会と考え、
スタートまでの長い時間その場で濡れっぱなし。
止んだり風が吹いたり強い日差しが戻ってきたり、雪以外はなんでもありみたいな天気でした。
で、一番心配なのが脇腹痛。
普段の走りではなんともないのにどういうわけか大会になるといつも同じ場所が刺されたように痛くなる。
あれは本当痛い。裂けるというか、鋭い痛みはもう泣きたくなるし、
なんとか対処しようとはするのだけれどどれも効き目がなく、
走るのをやめた途端ピタっと痛みがおさまるのだから困ったもので、
私がとった作戦というのが、ゆっくり走ること。
歩いている時は1度も痛くなったことはない。
ならば、急がず焦らず走れば痛くならないのでは。
抜かれても抜かれても「脇腹痛くなるよりはいい」と開き直り、
あれですよ、毎年のことですがフォンランは3Kを過ぎるとぽちぽち歩き出す、遅くなる人が増えてきて、
結局キープしながら走る続けると中盤からどんどん追い抜いて走ることになる。
で、後半ちょっと欲がでてペースを上げたら創成トンネル内で恐怖の帝王が降臨。
脇腹痛がやってきた(笑)。
残すところあと3Kくらい? いい、耐える、去年に比べたらずっといい。
雨。
創成トンネルを抜けたところ。
応援にきていた娘が写してくれた。
無事完走。
去年よりも3分タイムが縮んでいた。
速くなったのではなく、去年が痛みに苦しんだということになるのかな。
楽しかったわけではないけれど、そこまで苦しまずにゴールできてほっとしています。
ほら、さきほどの創成トンネルからそんなに時間は経っていないのに晴れている。
こんな感じの繰り返しの天気でした。
二分の一晴れおばさんだった。きっとどこかに雨男がいたに違いない。
おお、
目の前をワイナイナさんが走っている!
山中伸弥氏も走っていた。速かったなぁ。
来年はどうしよう。
さっそくもうその考えがちらついています(笑)。
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