人類は どこから 来たのか。 人類最大の謎、それは《人類の起源》
好き度:=80点
MOVIX京都にて鑑賞。
リドリー・スコット監督によるSF映画。1979年のスコット監督で有名な「エイリアン」の前日譚として企画されたが、『エイリアン』シリーズから独立した物語に発展した。う~んでもやっぱり前日譚らしい感じですよね。
はい私、文句なしでこの作品好きでした。重厚感あって良いです。
マイケル・ファスペンダーが演じるアンドロイド(ロボット?)デイヴィッド、なかなかそれらしくて良かったですね。残念だったのはシャーリーズ・セロン。もっと重要な役どころかと期待していたのですが、そこまでではありませんでした。今回は本当に脇役って感じ。
あのノオミ・パラスがメインで活躍だったとは、、、、。てっきりシャーリーズが主役かと思っていましたよ(笑)
冒頭のプロローグで登場する白い筋肉質の人間のような生命体はエンジンという名前らしい。後半も登場するのだがこの場面が何とも神秘的な光景でドキュメントの大自然を思い出させる。作り物という感じがしないんですね。
そして後半モアイ象のような造形が作られた部分はどう言っていいのか分かりませんが、過去に闘いが繰り返えさせたような何とも気味の悪い遺跡の後のような。。。。
とりあえず観て頂ければ分かると思います。
これです。実はこの場所は・・・・。とても凄く恐ろしい場所だったんですね。
あらすじ(allcinema他より)
2089年、考古学者であるエリザベス·ショウとチャーリー·ホロウェイは古代遺跡から星図を発見その構図は異なる複数の古代文明で見つかった星図に共通するものであった。エリザベス・ショウはそれを分析し、地球外知的生命体からの“招待状”と確信する。
2093年、衛星LV-223に到着した乗組員は今回の調査の目的について説明を受ける。
そして巨大企業ウェイランド社が出資した宇宙船プロメテウス号に乗り、人類の起源を探るべく“招待状”が指し示すはるか彼方の惑星を目指す。2093年、長い人工冬眠から目覚めたエリザベスの前についに目的の惑星が姿を現わす。彼女は一緒に旅をしてきた他の乗組員、公私にパートナーのホロウェイや冷徹な女性監督官メレディス、精巧なアンドロイドのデヴィッドらとともに未知の生命体を求めて調査を開始するのだが…。
いかにも何かありそうな場所って感じ。不気味ですよね。ドキドキ
この場面はとても幻想的でした。
デイヴィッドが構造体のホログラム映像を起動させ、エンジニアたちが走って逃げて行く光景が再生されるというものなんですが、なかなか上手く映し出されていましたね。ファスべェンダーはこのキャラにぴったりはまっていました。
さてその先でエンジニアの死体が見つかるのですが。死体はおよそ二千年前のものと思われ。続いて人間型宇宙人の巨大な頭像と円筒系の容器が無数に置かれた部屋が発見され、デイヴィッドが容器の一つをこっそり持ち帰る。
この容器がまたヤバいんです。後でそれがわかります。
急な嵐が接近し調査隊は一時撤退を余儀なくされます。
彼らは残された容器から黒い液体が外に漏れ始めていることに気づいていなかった。生物学者と地質学者ら二人が道に迷い、構造物の中に取り残される。二人の科学者は構造物の中をさまよう内に、奇妙な傷を負ったエンジニアたちの死体を発見する。その後二人は黒い液体の溜まり場から飛び出したコブラ型の生物に襲われる。
このコブラ型の生物がエイリアンの小型のような気がしましたね。やはりこの場所は地獄?のようなところなのかもしれません。二人が襲われる場面は思わずのけぞってしまいました!!怖いわ(汗)この後一体どんなことが起こるのかがまたまたドキドキものです。
プロメテウスに戻ったショウは持ち帰ったエンジニアの頭部からDNA型を分析し、人間のDNAと完全に一致するとの結論に達する。デイヴィッドは円筒の中のアンプルから黒い液体を採取し、その正体を確かめるためホロウェイの飲み物に混入する。
ちょっと悪い奴ですね。
さてホロウェイはそんなことも知らず・・・・その晩ショウとホロウェイは自室で性交していまいます。
何と黒い液体により急速に体調が悪化してしまいます。そんなホロウェイをプロメテウスに連れ帰ろうとすると、ヴィッカーズが彼の乗船を拒み、彼を火炎放射器で殺害するのです。
どこまでも冷酷なヴィカ―ズ
何とショウは妊娠していることが判明!体内のスキャンを受け、ホロウェイとの情事をきっかけにエイリアンの幼体に寄生されていました。幼体が急速に成長していることを知ります。この場面もわああ~~!!
ショウはヴィッカーズ専用モジュールの全自動手術装置で帝王切開術を受けようとするがモジュールがなぜか男性専用だったため異物摘出手術を行った。体中から取り出されたのはイカのような姿をしたエイリアンで、ショウはそれを冷凍装置の中に閉じ込め逃げます。
このあたりのオドロオドロした雰囲気はとても気分良くなかったですね。
そうそう最初この人誰なの?と思ったのはウェイランド社のウエィランド。特殊メイクで老人となっているのでまったく分からなかったのですが、あのガイ・ピアース。
実はプロメテウスに同乗していたんですね。若がえりを目的にエンジニアに会い自分を老衰による死から救ってくれるよう頼む考えであったことが分かりました。デイヴィッドはウェイランドの指示で動いていたようです。
さてその目的は達成されるのか?そしてこの後調査隊たちは無事に帰還出来るのか?結構大変ですよ。
後半はショウの活躍に注目!!
飛びます、走ります、、、、、。
解説(allcinemaより)
「エイリアン」「ブレードランナー」の巨匠リドリー・スコット監督が、「エイリアン」と同じ世界観を背景に描くSFミステリー超大作。人類の起源を求めて未知の惑星へと旅立った探査チームが目の当たりにする驚愕の真相を、スケール感溢れるダイナミックな3D映像で描き出していく。主演は「ミレニアム」シリーズのノオミ・ラパス、共演にマイケル・ファスベンダー、シャーリーズ・セロン。
メディア | 映画 |
上映時間 | 124分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(FOX) |
初公開年月 | 2012/08/24 |
ジャンル | SF/アクション/サスペンス |
映倫 |
PG12 |
http://www.foxmovies.jp/prometheus/