銅版画制作の日々

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ホステル2:究極のリアル・スリラー第二弾!

2008-01-13 | 映画:ミニシアター

 

 

記事を書き忘れていた作品です。昨年11月、『ホステル』の第二弾が上映されました前作同様、イーライ・ロス監督+クエンティ・タランティーノのコラボによる作品です。

 

前回は男性バックパーカーが主人公でしたが、今回は女子大生3人が、魔のホステルへ・・・・。舞台はもちろん前回と同じ、東欧スロバキアにある街ブラティスラバのユースホステルです。前作も衝撃的でしたね今回ももちろん前作以上にリアルでエグイかもしれません。ターゲットとなる人たちも男性から女性。そしてこの謎の殺人鬼となる人物の正体も見えてきます。

 

ところで、前回ただひとり、生き残ったパクストン(ジェイ・ヘルナンデス)が最初に登場します。瀕死の状態で自宅に戻り、平穏無事?に暮しているのですが・・・・。あの忌わしい事件を引きずり、何かに脅えながらそしてその恐怖はやがて現実のものとなります。結局、魔の手はパクストンを逃がしませんでした

さてこの忌わしい事件は次のターゲットを決めて、また幕が開くことに・・・・・。

 

本当にある?タイの〇人人〇売買の都市伝説がベースだとか

 

さて本題に入る前に、この作品作りのきっかけとなったのはイーライ・ロスの友人、ハリー・ノウルズから聞いたあるサイトの話がヒントとなっています。タイのとある場所で、金さえ出せば人を〇すスリルを体験できるというのだそのサイトによると、タイではこの行為が合法であり、犠牲者となった人たちはあくまでも自分の意思で参加し、厳しい貧困にあえぐ家族のために、自らの命を金に換えているというのです。ロスはこのサイトを知り、ドキュメンタリーとして製作に着手しかけたが、事実を暴露することは危険性をともなうと思い、踏みとどまったそうです。そして製作したのがこの『ホステル』なのです。

 

STORY

 

そのホステルにチェックインすると、二度と生きては帰れない・・・・・。

ローマに留学中の美しいアメリカ女子大生、べス(ローレン・ジャーマン)とホイットニー(ビジュー・フィリップス)は休暇を使ってヨーロッパ旅行を計画する。出発の日、ベスはホームシックでいたローナ(へザー・マタラッツォ)を一緒に連れ出し、3人での旅行が始まるプラハ行きの列車の中で、美術の時間に出逢った美しいモデル、アクセル(ヴェラ・ヨルダノーヴァ)から天然のスパの情報を聞いた3人は、早速行き先を変更、スロバキアへと向かう。

 

ブラティスラバという街のホステルにチェックインした3人は、街の祭りに参加する。そこでローナは人生で初めて、男性にダンスに誘われるのだベスの制止も聞かず有頂天でその男とボートに乗り込むローナ。一方ホイットニーは早速お目当ての男性を見つけ、こちらも大いに盛り上がるそんな2人を見ながら、ひとりを飲んでいたベスをひとりの男性がダンスに誘う。断った彼女に「助けてあげようと思ったのに」と不可解な言葉を残し、男は去って行くローナは戻ってこない。心配しつつも、ベスは泥酔したホイットニーを連れてホステルへと戻った。

3人のパスポートを受け取ったホステルのフロントの男性は、そのパスポートを持って秘密の地下室へ・・・・・。そして何とそのパスポートの写真をスキャン全世界の会員たちに配信するのだ で、ゴルフ場で、自宅でーーーを使い、次々と値段を吊り上げていくそしてゴルフ場のアメリカ人がポーズ。落札したのだ

そのアメリカ人はトッド(リチャード・バージ)、友人スチュアート(ロジャー・バート)にそのことをで伝える。妻と子ども2人と朝食を取っていたスチュアートはトッドからオークションで“獲物”を落札したと聞かされる。子どもや妻を見送り、いよいよ2人は出発行先はもちろんブラティスラバだ。「未知なる体験を」と意気込むトッド。そのトッドとは反対にどこか乗り気になれないスチュアートいやいやながらも「エリート・ハンティング」の規則だから仕方ない。ブラッド・ハウンド犬のタトゥーを入れて、来るべき日に備える。

 

ベス、ホイットニー、そしてトッド、スチュアートたちに恐ろしい運命の日が迫っていた

 

さて戻って来ないローナはどうなったのか・・・・・・。

 

 何と全裸で宙吊り状態にされてしまう・・・・・。映画だとはいえ、この拷〇シーンは身震いしてしまう

 

 ホイットニーも「エリート・ハンティング」の餌食となる

 

ローナもホイットニーも、「エリート・ハンティング」の手によって無残にも殺されてしまう。次はいよいよベスの番だ

 

前作では謎の組織だった「エリート・ハンティング」、今回その全貌が明らかになる何と全世界の金持ちを相手に、人間を“獲物”として売ってしまうという非常な組織である。まるで売られる人間を物としか見ていない。恐ろしいことだ。

人間が殺人鬼になったり、ウィルスでゾンビ化して人間を襲うというパターンは結構多いが、「ホステル」シリーズは〇身売〇をヒントに人間の奥底にある残虐性な心理をついたもので、いつ起こってもおかしくない恐怖だと思える。

 

      

ベスもとうとう捕われます。彼女に手をかけるのはあのスチュアートです。

 

 気乗りのしないスチュアートは仕方なくベスを殺そうとしますが・・・・・。

 

被害を受ける女子大生、加害者となる「エリート・ハンティング」の会員たち、この相反する人たちは結局同じ道を辿ることになります。

ちょいとネタばれですが、ベスは結局生き残ります。そして、この「エリート・ハンティング」のボスと取引なるものをすることになります。このお話はこの感じでいくと、次回作はありそうですね。

人間の深層心理をついたホラー、心の奥底に誰しもが持つ残虐性や憎しみは皆あるはず現代社会の様々な事件もこの作品と重なりますね。

 

 

ホステル2  私の命、売ったのは誰だ公式サイト

 

追記:11月19日、RCS(京都みなみ会館)にて鑑賞。 

 

 

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2 Comments

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お久しぶりです。 (michi)
2008-01-21 20:23:26
明けましておめでとうございます。
ご無沙汰しておりました。。。

本作品、残虐なシーンに目を覆いながら観ていたのですが、
同じ残虐シーンでも、あのラストがあったので、
少し救われたような気持ちになりました。
でもやはり、私も

>現代社会の様々な事件も・・・

と、思いながら観ていたので、
この映画を、単純に「面白い・・・」とはなかなか言えず、
複雑です 笑。

また遊びにきますね♪
本年もよろしくお願いいたします。
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自分は (アナベル・加トー少佐)
2009-04-01 04:53:40
「1」でサバイヴしたパクストンが完全装備で(頼りになる仲間と)リターンマッチする「2」を期待していたので、かなりガッカリです、見るのやめよっと(痛いから)。あと鋭い刃物等でスッパリやられた時は、その瞬間は痛みは無くて数秒(正確には不明計ってなかったから個人差もあるかも)してから死ぬほどの痛みがきます、ホントです、体験したから。あー死ぬかと思った。
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