三省堂の店員さんの推薦本ということで、中村航さんの「100回泣くこと」を読みました。エンジニアの青年が彼女と出会い、同棲し、という話で中盤まで進み、二人の熱々ぶりに辟易して、このまま最後までいったらやだなあ、と思っていたら、彼女が突然ガンになり、そして死んでしまい、最後には実家で買っていた犬も死んでしまい、彼女の死体を河原に埋めて、The End となるのですが、途中になんども哲学的な独白があり、これが私の理解を越えて、何をいっているのか分からない。推薦していただいた方には悪いのですが、どうも今一つ乗って行けない小説でした。
中村さんは既に芥川賞候補にもなり、数々の賞を受賞されている方のようですが、他の作品はどうなのでしょう? 機会があったら読んでみようと思います。
中村さんは既に芥川賞候補にもなり、数々の賞を受賞されている方のようですが、他の作品はどうなのでしょう? 機会があったら読んでみようと思います。