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訪問介護を体験

2006-11-10 17:01:18 | ノンジャンル
 今日はホームヘルパー2級取得講座の現場実習の第一弾、訪問介護です。利用者さん(介護される人)の自宅を訪問し、料理、洗濯、掃除、入浴、しもの世話などをする、というものです。ただ、この場合、大事なのは利用者さんとのコミュニケーションを欠かさないということです。利用者さんによっては、その一日で話をするのがヘルパーだけ、というケースもあります。コミュニケーションを取って精神的な安定をもたらすこともヘルパーの仕事の大きな一つです。
 一件目は、91歳のおじいさんと息子さんが同居している家で、仕事で留守がちな息子さんに替わって、料理、洗濯、掃除をしました。認知症が少し出ていて同じ話を何回もすることを除けば、とても性格のいい方で、ヘルパーの人のことを「お母様」と呼び、何でも素直にヘルパーさんの言うことを聞いていました。途中から今日は仕事が休みだった息子さんも加わって、話の輪が広がり、楽しく昼食をいただきました。
 ニ件目は、娘さんと暮らすおばあさんで、やはり仕事で留守がちの娘さんに替わって、料理、洗濯、掃除をしました。私はずっと掃除機かけ、雑巾がけをやったのですが、雑巾がけで、「あそこも拭いて。ここも拭いて。背が高いんだから、電灯の傘の上も拭いて。」と次々と命令が。でも少しも憎めないユーモアのある、ちょっといじわるな、かわいいおばあさんでした。
 ということで、大した問題もなく、初日の現場実習を終えたのですが、指導者(同行していただいたヘルパーの方)からは、「施設の介護はこんなもんじゃないから、がんぱってね。」とのお言葉。
さて、どんな困難が待ち構えているのか? 皆様、お楽しみに!