マーティン・スコセッシ監督・共同製作の’13年作品『ウルフ・オブ・ウォールストリート』をWOWOWシネマで見ました。
ストラットン・オークモンド社のCMが、投資の世界の道案内をすると述べます。創設者のジョーダン(レオナルド・ディカプリオ)は中流家庭で育つも、26歳で自分の証券会社を起こして4900万ドルを稼ぎ、現在はフェラーリに乗り、豪邸に住み、元モデルの妻ナオミとの間に子供が2人いて、ジェット機と6台の車、馬3頭、別荘2軒、170フィートのクルーザーを持ち、ギャンブル好きで、大酒飲み、商売女と週に5,6回ヤリ、ヤク中です。「一番のドラッグは金であり、寄付することでいい人間にもなれ、ウォール街は野心を唯一満たせる場所だ」と語るジョーダン。
証券会社に入った若き日のジョーダンは上司から「お前はカスだ。毎日500本の電話をし、金持ちと会社をつなげ。1日で100万ドル稼ぐ奴もいる」と発破をかけられます。広大な事務所の喧騒の中に身を置くジョーダン。
妻テレサは美容師だと語るジョーダン。先輩は「客には再投資をさせ手数料で稼ぐ。一日に2回はマスをかいてリラックスし、コカインをやるのが成功のこつ」と教えます。
半年働いて、株取引の資格を取ったジョーダンの初日、1987年10月17日は、ブラックマンデーとなり、彼が勤めていた1899年創業のLFロスチャイルド証券は倒産します。
「株式仲買人を求む」という求人広告を見てロングアイランドを訪ねると、そこは安すぎてナスダックに上場できない株を扱っている会社で、1株6セント、客はブルーカラーという商売ながら、手数料はこれまで1%だったのが、ここでは50%だと知らされます。ジョーダンが嘘八百を並べて最初の電話相手に4千ドルを出させると、同僚たちは彼に拍手を送ります。
ボロ儲けでスポーツカーに乗るジョーダン。同じビルに住むドニーは彼の収入を聞くと、彼の部下にさせてくれと言って、その場で会社を辞めます。数日後、いとこと結婚してるのは本当だと認めたドニーは、異常児が生まれる可能性は6割ほどで、生まれたら施設に入れると答えます。ドニーはプレゼントだと言ってジョーダンにヤクを吸わせ、ジョーダンは夢中になります。
営業マンを地元で募集し、ヤクの買人4人とロースクールを出ているヅラ男を雇うジョーダン。ヤクの買人のうちの1人、ブラッドにジョーダンが「このペンを売れ」と言うと、ブラッドは「サインしろ」と言い、ジョーダンから及第点をもらいます。全米の1%の金持ちを相手にするためにストラットン・オークモンド社を作り、一流銘柄をまず勧め、その日の終値が出る前にクズ株に再投資させるマニュアルを営業マンに実行させるジョーダン。事務所はどんどん改装され、広がっていきます。
「月末には店頭銘柄だけで手数料総額2870万ドルになった」と演説し、大勢のスタッフから拍手を受けるジョーダン。豊胸手術のためとして1万ドルを美人秘書に与え、見世物として、その場で頭を剃らせます。嬉々として頭を剃らせる美人秘書。上半身裸の男たちのパレードが入ってきて、シャンパンも運び込まれ、ストリッパーも大勢現れて、乱痴気騒ぎが始まります。
噂はウォール街に伝わり、業界紙『フォーブス』も取材に来て、ジョーダンを“ウォール街の狼”と言ってこき下ろす記事を書きますが、それが宣伝となり、入社希望者が殺到し、数ヶ月で社員が倍になります。ヤクとセックスで社内は乱れに乱れ、秩序を維持するために、ジョーダンは父を雇います。1カ月に43万ドルを経費に計上して遊びまくるジョーダンらに激怒する父でしたが、売春婦が下の毛を剃っているとジョーダンが言うと、羨ましがります。
ヤクをやりながら会議をするジョーダンら。ナオミと知り合い、食事を一緒にしたジョーダンは、彼女の部屋に通され、台所から裸で現れたナオミとセックスします。彼女とカーセックスしている現場を妻に押さえられたジョーダンは離婚され、ゲイの執事を雇ってナオミと暮らし始めます。執事がゲイの乱交パーティを自宅でしているのに出くわす妻。
株価操作をし、驚くほど儲かる違法な新規株式公開をするジョーダン。ナオミとの結婚が決まると、ラスベガスでの独身お別れパーティのため、そこへ向かう飛行機の中から乱交パーティが行われ、200万ドルを使います。バハマ・オーシャン・クラブでの披露宴に続き、3週間、豪華クルーザーでカリブ海での新婚旅行を行い、ロングアイランドの豪邸に帰ります。
(明日へ続きます……)
ストラットン・オークモンド社のCMが、投資の世界の道案内をすると述べます。創設者のジョーダン(レオナルド・ディカプリオ)は中流家庭で育つも、26歳で自分の証券会社を起こして4900万ドルを稼ぎ、現在はフェラーリに乗り、豪邸に住み、元モデルの妻ナオミとの間に子供が2人いて、ジェット機と6台の車、馬3頭、別荘2軒、170フィートのクルーザーを持ち、ギャンブル好きで、大酒飲み、商売女と週に5,6回ヤリ、ヤク中です。「一番のドラッグは金であり、寄付することでいい人間にもなれ、ウォール街は野心を唯一満たせる場所だ」と語るジョーダン。
証券会社に入った若き日のジョーダンは上司から「お前はカスだ。毎日500本の電話をし、金持ちと会社をつなげ。1日で100万ドル稼ぐ奴もいる」と発破をかけられます。広大な事務所の喧騒の中に身を置くジョーダン。
妻テレサは美容師だと語るジョーダン。先輩は「客には再投資をさせ手数料で稼ぐ。一日に2回はマスをかいてリラックスし、コカインをやるのが成功のこつ」と教えます。
半年働いて、株取引の資格を取ったジョーダンの初日、1987年10月17日は、ブラックマンデーとなり、彼が勤めていた1899年創業のLFロスチャイルド証券は倒産します。
「株式仲買人を求む」という求人広告を見てロングアイランドを訪ねると、そこは安すぎてナスダックに上場できない株を扱っている会社で、1株6セント、客はブルーカラーという商売ながら、手数料はこれまで1%だったのが、ここでは50%だと知らされます。ジョーダンが嘘八百を並べて最初の電話相手に4千ドルを出させると、同僚たちは彼に拍手を送ります。
ボロ儲けでスポーツカーに乗るジョーダン。同じビルに住むドニーは彼の収入を聞くと、彼の部下にさせてくれと言って、その場で会社を辞めます。数日後、いとこと結婚してるのは本当だと認めたドニーは、異常児が生まれる可能性は6割ほどで、生まれたら施設に入れると答えます。ドニーはプレゼントだと言ってジョーダンにヤクを吸わせ、ジョーダンは夢中になります。
営業マンを地元で募集し、ヤクの買人4人とロースクールを出ているヅラ男を雇うジョーダン。ヤクの買人のうちの1人、ブラッドにジョーダンが「このペンを売れ」と言うと、ブラッドは「サインしろ」と言い、ジョーダンから及第点をもらいます。全米の1%の金持ちを相手にするためにストラットン・オークモンド社を作り、一流銘柄をまず勧め、その日の終値が出る前にクズ株に再投資させるマニュアルを営業マンに実行させるジョーダン。事務所はどんどん改装され、広がっていきます。
「月末には店頭銘柄だけで手数料総額2870万ドルになった」と演説し、大勢のスタッフから拍手を受けるジョーダン。豊胸手術のためとして1万ドルを美人秘書に与え、見世物として、その場で頭を剃らせます。嬉々として頭を剃らせる美人秘書。上半身裸の男たちのパレードが入ってきて、シャンパンも運び込まれ、ストリッパーも大勢現れて、乱痴気騒ぎが始まります。
噂はウォール街に伝わり、業界紙『フォーブス』も取材に来て、ジョーダンを“ウォール街の狼”と言ってこき下ろす記事を書きますが、それが宣伝となり、入社希望者が殺到し、数ヶ月で社員が倍になります。ヤクとセックスで社内は乱れに乱れ、秩序を維持するために、ジョーダンは父を雇います。1カ月に43万ドルを経費に計上して遊びまくるジョーダンらに激怒する父でしたが、売春婦が下の毛を剃っているとジョーダンが言うと、羨ましがります。
ヤクをやりながら会議をするジョーダンら。ナオミと知り合い、食事を一緒にしたジョーダンは、彼女の部屋に通され、台所から裸で現れたナオミとセックスします。彼女とカーセックスしている現場を妻に押さえられたジョーダンは離婚され、ゲイの執事を雇ってナオミと暮らし始めます。執事がゲイの乱交パーティを自宅でしているのに出くわす妻。
株価操作をし、驚くほど儲かる違法な新規株式公開をするジョーダン。ナオミとの結婚が決まると、ラスベガスでの独身お別れパーティのため、そこへ向かう飛行機の中から乱交パーティが行われ、200万ドルを使います。バハマ・オーシャン・クラブでの披露宴に続き、3週間、豪華クルーザーでカリブ海での新婚旅行を行い、ロングアイランドの豪邸に帰ります。
(明日へ続きます……)