石井裕也監督の2021年作品『アジアの天使』をWOWOWシネマで観ました。
サイト「MOVIE WALKER PRESS」によると、「メンバーの95%以上が韓国というスタッフ・出演チームを組み、全編韓国ロケをした人間ドラマ。」なのだそうです。
サイト「映画.com」の高森郁哉さんの「映画レビュー」を一部加筆修正させていただくと、
「妻を病気で亡くした小説家の剛(池松壮亮)は、8歳の息子・学を連れ、韓国で仕事がある」という兄(オダギリジョー)を頼ってソウルに到着。早々に兄が仕事仲間の韓国人から商品を持ち逃げされて途方に暮れるが、3人は怪しげなワカメのビジネスの話をあてにして北東部の港町・江陵を目指す。
剛はソウルのモールで買い物をしていた時、観客のいない舞台で歌う元アイドルのソルを目にする。ソルは末端労働者の兄ジョンウ、喘息持ちの妹ポムを養うため細々と芸能活動を続けていた。3兄妹は若くして死んだ両親の墓参りのために電車に乗り、たまたま乗り合わせていた剛たち一行と思いがけず旅を共にすることに。
そしてラスト、剛の兄と別れた一行はソウルに帰り、一緒に食卓を囲むのだった。」
この映画も叙情に流れる場面ばかりがめだっていました。