ぼくの好きな作家のひとりが村上春樹氏であることはずっと以前にも書いたことですが、改めて今日は村上氏の作品を取り上げてみたいと思います。
な~んて、書き出しが少し仰々しいかもしれないな~。
「村上朝日堂」シリーズは村上氏のエッセイです。
「今夜は寝る前になに読もうかな・・・」とちょっとばかり選択に迷う夜、手に取りやすい本なんですね。
文章に力みがないのがいいんです。適度な脱力感がページを繰る手の後押しをしてくれる、って感じです。
また、村上氏の身近な事柄を題材として取り上げていることが多いので、けっこう自分のことと置き換えて読めてしまったりするんですね。中身に血が通っている、というか、現実的でありながら内向的なところ、好感を持ってます。
それに、村上氏の価値観、これにわりと共感を覚えているんです。非常にリベラルで、バランス感覚のとれた意見が多いと思っています。声高に主張するのではなく、「え~と、あの~」なんて頭を掻きながらも言いたいことはいつの間にかちゃんと言っている、なんとなくそんな感じです。
時々ジャズについて書いてくれてるのが、また嬉しい。大上段に構えて語るのではなくて、ごくごくフツウに感想を添えてるところが好きです。それでいてちゃんと好みははっきりさせているし、表現がわかりやすいながらも、深い。いろいろたくさん聴いていても、通ぶってないとこがいいんですよね。見習いたいです、ホント。
外は淡々としているように見えていても、実は内側ではいろんなことを感じ取っている、そういう雰囲気が伺えます。
ぼく、けっこうあこがれているのかも。
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「外は淡々としているように見えていても、実は内側ではいろんなことを感じ取っている、そういう雰囲気]
MINAGIさんの記事の文章にも、その雰囲気ありますよね♪
ちなみに下のカーペンター図の記事、とても好きです。アホの子のワタシにもスルッと心地よく入ってきました。ありがとうございます。
これだけのコメント打つのに何度も入力トラぶっちゃった(泣)いよいよPCヤバイです(泣)
本をプレゼントしてくれるなんて、それはひょっとしてセンパイさんの方はビミョー以上の感情を持っていたのでは・・・。主人公が好きになる女性の名前がDulgeさんと同じなんて、遠まわしに告白してたのかもしれませんね。あ~、青春っていいな~
>MINAGIさんの記事の文章にも~
言葉のプロの方にそう言って頂けるなんてとても嬉しいです! ぼくもアホの子なもんですから小難しい文章は書けませんので、なるべく平易な文章になるよう心がけておりまする。こちらこそありがとうございます~(^^)
ぼくのPCも結構ヤバイんですよ。昨日もネットに繋がらなかったんですが、いろいろいじくり回しているうちになんとか復旧いたしました。お互いPC君には泣かされますな~(汗)
どうぞよろしく♪
写真の一番上以外の三冊持ってます・・・^^
かなり前に読んだのですが・・・村上春樹さんの本は
かなり読んでいます
でも・・・なぜか最近(・・・というかここ何年も)全然読んでいないことに 気付きました・・・
確か名神高速を走ると『エンゼルトランプ』や『パインアメ』の工場があって
それについてのくだらなく 愉快な話しが好きだったのだけれど・・・どこに書いてあったのかなぁ?
ご存知ないですか?
また 久々に読んでみようかと思いました
ぼくは、村上さんの本は、小説はあまり読んでないのですが、「朝日堂」は好きで、時折り本棚から引っ張り出してナナメ読みしてます。
今は、「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読みかけているところです。
「エンゼルトランプ」や「パインアメ」についての話は、どの本に載っているかすぐに思い出せません。申し訳ありません~(^^;) でも身近なことについてのくだらない話を楽しく読ませてくれるところなんか親近感があって良いですよね。安西水丸氏のヘタウマなイラストも雰囲気に合っていると思います。
ぼくももう少し深く村上ワールドに浸ってみようと思います。
あやさん、以後もどうぞよろしくお願いします~(^^)
MINAGIさん、村上君の本お好きですか!
ぼくも村上君のファンで、「全部」読みました(^^)/
「村上朝日堂」・・・おんなじ本を読んでは売り、読んでは売り・・・3冊は買ったです(汗)
「世界の終わりと~」はかなりヘビーなところがあるんですけど、二つの一見カンケーない話がだんだんと繋がってきて最後は・・・おっといけね!それを言っちゃおしまいよ~ぅ(^^:)
ちなみに「世界の終わり」のほうの風景って僕が小さい頃ハシカに罹って死にそうだった時に夢に出て来た風景とかなり似ててビックリしました。
それと、知ってましたか?
「はいほー」のこの表紙の絵ね、僕が作ったポストカードを水丸君にパクられたって。(←マジですよ、これ)
それとそれと、Dulgeさん、そっかー!名前がわかっちゃったもんね~(^^)/
・・・っつうことで、少し熱くなってしまいますた。(汗)
小説はまださほど読んでないのですが、「朝日堂」シリーズは大好きなのです(^^)。
「世界の終わりと~」はまだ上巻の途中なんですが、なるほど~そうなんですね。
でもハシカの時に見た夢と本の終わりの方の風景がかなり似てた、っていうのはカルロスさんの感性の豊かさを表しているんじゃないでしょうか。こういうことってスゴイよね。
ちなみに最近読破したのは「東京奇譚集」です。いわゆる怪談ではなかったんですが、日常に潜むすこーし奇妙な話が淡々と綴られていて、これも結構面白かったな~
そして、なななんと! 「はいほー」の表紙の原画がカルロスさん作だったとは!
これは水丸さんからウクレレの2、3本はお礼に頂いてもいいんじゃないでしょうか~
うーむ、「はいほー」にやたら親近感が湧いてきました。大事に取っておきますね(^^)。
あ、そうそう、Dulgeさんの名、分かっちゃいますよね~ フフフヽ(´∇`)ノ
しかし村上春樹→安西水丸→カルロスさんと続く、というのはオドロキました。ぼくが将来CDを出すようなことになったらジャケット頼もうかな~ その時はよろしくお願いします!(・∀・)