11月7日に合評していただく小説は、ゴールが見えているのに、最後の部分に時間がかかってしまいました
五年前、一作目小説を書いている頃から、構想が浮かび、和算をテーマにして書き始めました。当時は平成なので、平成算法少女でしたが、令和に変わり、タイトルは算法少女令和をゆくになりました。
仕上がったのは先週の火曜日でした。その日、完成までが長かったので、思わず自分へのご褒美として、一人で祝杯をあげました。その時の料理です。ご披露するのが恥ずかしいぐらいガサツなものです。何しろ1時間前まで、必死で書いていたわけですから。酎ハイで乾杯しましたが、すぐに眠くなり、寝てしまいました。
なのでメインだけ載せます
金目鯛のオーブン焼きです。
見た目より数倍美味しかったです。
今回の作品ができるまで
五年前:構想が浮かぶ 算法少女を読む
四年前:登場人物が決まり、最初の部分を書き始める
三年前:算法の問題の研究と和算の解説書を読み始める
二年前:一関市博物館の存在を知る。和算の問題を解く
一年前:一関市博物館を訪れる。渋谷金王八幡宮神社で算額を実際に見る
今年:採用する問題を選ぶためにひたすら問題を解く。9月より、最後の部分を書き始める。10月27日完成。
昨年の岩手旅行を終えて、一関の和算家千葉胤秀の子孫が、友人のご主人であることがわかり、しかもご主人は応用数学者でした。和算家の血筋は脈々と現在に受け継がれていることで、元気が出ました。
江戸時代から難問にチャレンジすることそのものに喜びを感じる人々が多くいたことは尊いことです。今年、私は、難問をたくさん解きました。易しくないからやりたくなります。解けるまで、気持ちが落ち着かずモヤモヤするのです。
今を生きる人々に向けて、仕方なしにする算数や数学を、楽しむ算数や数学にしてほしいというメッセージを込めました。
校正を加えてもまだまだ、誤字脱字が見つかります。7日の合評はどうなるでしょうか?