88歳のお年寄りの和紙と古布の作品です。
たまたま、さきおととい、この絵の指導をしていらっしゃる方に出会いました。
88歳のお年寄りの作品をぜひ見に行ってほしいといつになく強い口調でおっしゃいました。
見に行って良かったです。
美しい色使い、楽しいデッサン。
どの作品も素晴らしいのです。
昨日、指導者の方にお会いすることができ、お礼を言いました。
その方は、以下のようにお話しくだしました。
あなたと私は、絵に対する感性と好みが似ていると直感したので、ぜひ見てほしかったのです。
だからいつになく、強くすすめてしまいました。でも行ってくださってうれしいです。
作成者は、脳こうそくを患い、リハビリをしながら、施設で作品を仕上げられたのです。
若いころから一生懸命働いてきた、その経験がそのまま作品に表されていくのと、
もともとご本人が持っておられる美的な感性が作品を作る中でひきだされていくのを、
そばで見ることができて本当にしあわせでした。
今は、こちらが指導するというより、ご自身が、どう表現したら良いかをわかってこられたので、
何も言うことはなくなりました。
お近くの皆様もぜひお越しください。
4.27までです。
西宮の家には、当時の研究はすべてほぞんしてあるので、一度スキャナーでデータかしたいとおもいます。