小さいとき、絵本で「かぐや姫」や「浦島太郎」などを読みました。
この歳になっても、文章とともにどういう絵が描かれてあったかをはっきりと覚えています。
イキイキと登場人物を思い出しますが、そのとき子ども心で主人公や関連人物の気持ちや心情をおしはかっていました。
それを今でも覚えています。
金色に光る竹を切ったあとにでてきた姫を見た翁の驚きはどんなものだっただろうか。
十五夜の夜に、おじいさん・おばあさんのもとを去っていくかぐや姫の心情はいかに。
いろいろと童話に自分を投影したものでした。
大人になったわたしが今思ったり、感じたり、考えたりすることは、子ども時代の童話が基礎になっていることに気がつきます。
そして、おとなのわたしを支えているのは、子ども時代のわたしであるのです。
時代は流れても、今の子どもたちも童話にふれてほしいと思います。
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