以前はボクシング🥊の醍醐味はヘビー級の迫力ある試合でした。
"蝶のように舞い、蜂のように刺す " (Float like a butterfly, sting like a bee)
モハメッド・アリの代名詞でしたね。 アリのフットワークは本当に華麗でした。
僕がアリの試合で特に印象深く残っているのは ジョー・フレーザーと戦って判定で負けた試合です。
小さかったので詳しい事はよく分からなかったですけどアリがフレーザーにダウンを取られたのが記憶に残っています。それと試合に負けたのが子供ながらに衝撃的でした。
そしてもう一つはキンサシャの奇跡と言われた世紀の大逆転でジョージ・フォアマンを8回KOで破りチャンピオンに返り咲いた試合です。
下馬評では圧倒的にフォアマンが有利だったと思います。フォアマンは当時ムチャクチャ強いチャンピオンで殆どの試合がかなり早い回でのKO勝ちだったと思います。 確か一度日本に防衛戦をしにやってきたことがあってそのときは僅か1ラウンドKOであっさり防衛したんです。 この試合もテレビで観ましたけどあまりに強すぎて当分この人の時代が続くと思っていました。
だからこのキンサシャの奇跡の試合は本当に鳥肌が立ちました。完全なアリの作戦勝ちでしたね。
そして僕たち日本人にとって忘れられないのはあのアントニオ猪木との異種格闘技戦です。
世紀の大凡戦と酷評されたこの試合ですが猪木さんにとっては殆どプロレスのスタイルでは戦えないムチャクチャなルールの中で唯一取れた先方がアリキックだったんです。今にして思えばよくぞあのキックで攻め続けたと思います。そして現役の世界王者がこの試合の為に日本に来て戦ってくれた事も奇跡だと思います。
一度だけ猪木が立ち上がった時にアリのジャブが猪木の頬をかすめたんですけどジャブと言えどもヘビー級王者のパンチは迫力十分でした。
もしストレートが入ったら流石の猪木も10カウント聞いてたでしょうね。
それにもし猪木ごプロレスの技でアリをボコボコにしていたら後が大変な事になっていたと思います。
この試合の後のアリの太ももの裏のミミズ腫れを見たら猪木のキックの威力を思い知らされました。
アリは世界王者にも3回なっています。そしてプロとしての戦績は56勝(37KO勝ち)5敗と素晴らしいです。
モハメッド・アリは記憶にも記録にも残る偉大なチャンプでした。
猪木の入場テーマ曲として有名なイノキ・ボンバイエは元々はアリの曲でアリ・ボンバイエだったのは有名な話です。
https://youtu.be/msy8IP_pOUM
晩年はパーキンソン病で苦しんでられたみたいですが僕たちにとっては最期までヒーローだったしスーパースターでした。
アリからタイトルを奪取したレオン・スピンクスさんが亡くなったのも記憶に新しいところです。
アリさんとスピンクスさんのご冥福を改めてお祈りしたいと思います。
今日も一日よろしくお願いします🙇♂️
ヘビー級には沢山の素晴らしいチャンプがいます。歴代のチャンピオン中でその存在感で間違いなくNo.1なのはモハメッド・アリだと思います。
今から57年前の今日はモハメッド・アリが初めてヘビー級の世界王座についた日なんです。
勿論この試合のはリアルタイムで観ることは出来なかったので内容は全く知りません。
ローマオリンピックの金メダリスト🥇弱冠22歳のカシアス・クレイがで当時の世界王者ソニー・リストンを6回TKOで破って見事に世界ヘビー級のチャンピオンとなったのです。
公私とも絵になりました。タイソンも凄かったですが、若者に影響を与え続けた真の英雄でした。懐かしい想いで拝読させて、頂きました。
こんばんは😀
コメントありがとうございます😊
アリは真のスーパースターでした。
あれほど強さと華のあるボクサーはいないと思います。
そしてパーキンソン病になってからアトランタ五輪の聖火ランナーのシーンはグッときました。
今後とも宜しくお願いします😊