「京都の風景写真」

古都、京都の町に暮らし…身近な町の風景をデジカメとiPhoneで撮った写真を紹介しています。

祇園祭 後の祭り「花笠巡行」そして「還幸祭」

2008-07-24 21:17:23 | 京都の祭
祇園祭後祭り「花笠巡行」と「還幸祭」
東山区祇園町北側

今日24日は祇園祭「後の祭り」の「花笠巡行」が午前10時から行われました。
今年の夏は猛暑にもかかわらず、多くの人が沿道で行列を見ていました。
例年行列の先頭は氏子の地域の子供神輿が先頭を切り、私も参加してきました。
写真も身近な部分だけしか撮れず、私もいまだに行列の全部を見たことがありません。

夕方より「還幸祭」が行われ、これで祇園祭の大きな行事は終わります。
24日の「後の祭り」以後も神事は行われているようですが、31二日八坂神社で「これで祇園祭の大きな行事は終わります。
31日に「疫神社夏越祭」がおこなわれ、7月1日から1ヶ月に渡って行われた祇園祭は終わります。

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「花笠巡行」

八坂神社で行列の出発を持つ子供の騎馬

Nikon Coolpix P5100

天女の衣装?


鷺の衣装を着た子供


花笠巡行の先頭を行く小学生の「和太鼓」


八坂神社をスタートし、一路四条通りを西へ沿道には多くの人が見ていました。
和太鼓の後ろに子供神輿が続き、沿道の人も子供に拍手を送っていました。


後ろの行列のスタートが遅れていて、八坂神社を出たところで行列がストップしました。
後ろに見えるのが八坂神社の西楼門です、石段下に多くの人が見ています。


行列は八坂神社→四条通りを西へ→四条河原町を北へ→河原町御池(京都市役所前)を西へ→寺町御池を北へ、この寺町通りは、アーケードになっており直射日光も当たらず、両側の店舗のエアコンの冷気などで結構ヒンヤリとしています。
ちなみに行列を見るなら四条通りもよいけど、結構暑いので私は花笠巡行を見る場所ではこの寺町通りを進めています。
写真は寺町三条で、例年「三嶋亭」がお茶の接待をしています。暑い中一番ホッとするひと時です。


涼しかった寺町通りを太陽の照りつける四条通りを東に進み、11時59分ようやく八坂神社が見えてきました。本来の巡行は12時までになっていますが、今年は約20分あまり遅れました。


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「還幸祭」

還幸祭は、17日の神幸祭で四条寺町の「御旅所」に移された神輿が八坂神社に戻る神事で「後の祭り」の午後5時から行われます、三基の神輿(東御座・中御座・西御座)が、御旅所を出発して書く氏子の地域を回ります。
神泉苑(中京区神泉苑御池東入)は祇園祭発祥の地と言われており、この地域には「中御座」の神輿が「三若神輿会」の担ぎ手の「ホイット ホイット」と言う掛け声とともに回ってきます。
この中御座には八坂神社の宮司も同行しており、この神泉苑で神事が行われます。


午後6時ごろから神泉苑の前で、太鼓の奉納が行われ神輿の到着を待ちます。


6時59分、定刻通り(この神泉苑到着は7時の予定です)騎乗した神官を先頭に神輿が大宮通りを北行し、御池通りを西に曲がりました。


中御座の担ぎ手は「三若神輿会」です。


午後7時1分中御座の神輿が神泉苑の鳥居の前に到着し、神事が行われしばらく休憩が取られます。写真左に小さな屋根のようなものが写っているのが宮司が乗ってきた車だと思います(白い屋根の車はトラックで神輿の台を運んでいます)


神事が始まるとか継ぎ手はその場にしゃがみ、責任者らしき人が片ひざをついて御祈祷を受けています。


神泉苑の住職によって御祈祷が行われています。裃を着た人は神泉苑の総代や世話役の人で、朱の神衣をまとっているのが八坂神社の宮司です。
ご祈祷が終わったあとで、宮司が担ぎ手に対してお祓いをしていました。


12時36分。(八坂神社)今日の巡行に使った子供神輿を片付けホッと一息。空にはポッカリと縦に伸びた積雲が一つ浮かんでいました。
クラウドウォッチング…今日の空の様子をBlogに「空と雲のわたぼうし



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