貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

新城市: 庚 申 寺 京都に飽きて・・・自然の人芭蕉の句碑!

2023-09-15 11:03:40 | 日記
令和5年9月15日(金)
新城市: 庚 申 寺     
<山門>
      
 庚申寺は曹洞宗のお寺で、
ご本尊は、十一面観世音菩薩。 
<本殿> 

 芭蕉の句は、
元禄4(1691)年、
芭蕉が江戸に下る途中、
新城の耕月亭での吟。

「京に飽て 
   此こからしや
     冬住居」 

 耕月は、
三河新城の菅沼織部家に仕えた
武士、菅沼権右衛門。
また長七。
 芭蕉は、
元禄2年以来京都・湖南の地方に
滞在。
 此木枯しは、
現実に吹いている木枯。
 「此」に久し振りに聞く
田園での木枯に対する賞美がある。
 耕月亭の冬景色を褒めた
挨拶句。


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