想像を超えた未来へ

現状から抜け出し望む未来へ行きましょう。

より広く、より良く

2020-04-12 01:11:00 | コーチング
久しぶりに首都高速道路を走る機会がありました。

いつも高速バスを利用しているので、いざ自分の車で走るとなると戸惑います。

首都高苦手という方、結構いるのではないでしょうか。

ナビがあっても良くわからないとさえ感じました。

自分でもコンフォート・ゾーンから外れているのが分かります。

コンフォート・ゾーンとは

コンフォート = 安心感・快適
ゾーン = 区域・範囲・地帯

単語ごとに見るとこんな感じでしょうか。

ここでは、安心していられる所、快適な空間、居心地の良い場所、安全な環境といった雰囲気で捉えてもらえればと思います。

自分の部屋を見渡せば、あなた自身が快適に過ごせる空間になっていることでしょう。

中には部屋が散らかっていないと落ち着かないんでー、という人もいるかも知れませんね。

我々はリラックスしている時が一番能力を発揮することができるのですから、コンフォート・ゾーンから外れた場合は、上手く能力を発揮できない。能力を制限されている状態なのです。

スポーツをやっている人であれば、慣れ親しんだホームではいい感じなのに、アウェイではちょっと……といった経験をしたことがあるのではないでしょうか。

ここまで読んだ方はコンフォート・ゾーンとは場所のことなのかと誤解したかも知れませんので、誤解のないように付け加えますとコンフォート・ゾーンは物理空間に限った話ではなく情報空間も含まれています。

身近なところでいえばネットでしょう。

SNSで、いつも沢山のイイネがあることがコンフォート・ゾーンになっている人にとってみれば、イイネがないのは大変居心地が悪いという具合です。

最近の猛威を奮っているコロナウイルスの問題でいえば、○○が無くなると情報が流れたことで慌てて買いに走る。そして、実際に売り切れている状態を目の当たりにして益々ヤバイと思い異常な値段(高額)であっても買ってしまう。

先日、マスクをアゴにしている人がいました。

たまたま買い置きがあったのか、慌てて買ったのかは分かりませんが、せっかくのマスクもそれでは意味がないでしょう。

他にも話をする時にマスクをズラしている人や、微妙に鼻を出している(マスクを鼻の下ギリギリにしている)人もいました。

やっていることがメチャクチャですね。

コンフォート・ゾーンから外れ冷静な判断・行動ができなくなっているといえます。

※中には周りがしているから自分も一応しているフリみたいな人もいるのかも知れませんが、それなら本当に必要とする人にあげた方が私は良いと思います。

この様にコンフォート・ゾーンから外れると……

落ち着かない。
体が思うように動かない。
何か上手く出来ない。
思いもよらないミスをする。
知っているはずなのに思い出せない。
聞いたことがちゃんと理解できない。
など

といった問題が起こります。

私はちゃんとしているから大丈夫という人も、家に帰った(部屋に入った)という安心感から直ぐに外してしまうのもアウトでしょう。

なにせ目に見えないものが相手ですから、どこにいるのか分かりません。

髪の毛や服や荷物にも付着している可能性だってあるわけです。

けして不安を煽るわけでも、マスクが無意味だといっているわけでもありません。

ただ、冷静に考えたらそうなるはずです。

ヤバイ、コワイに意識を持っていかれ冷静な判断・行動ができなくなってしまう方がかえって危険です。

そうならない為にも、心を落ち着かせ、よく考え、それから行動しましょう。

その時間は十分にあるはずです。

例えマスクがなくても行動次第ではリスクを抑えることができるでしょう。

コンフォート・ゾーンは固定されたものではないのですから、この機会にコンフォート・ゾーンを広げ、制限されている能力を開放すれば、とれる対応の幅も広がっていくことでしょう。

あなたの生み出すアイデアで周りの人や世界中の人を助けられたら良いですね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

これが何かの切っ掛けに、お役に立てたなら幸いです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

苫米地式コーチング  認定コーチ

叶 廸燈 (かなえ みちひ)

2020.04.11