こんにちは。
桑原通夫です。
自分のとった行動を正当化するとは・・
人は自分のとった行動が・・
間違いではなかった・・と思いたがります。
最初は失敗したかな・・・と思ったことでも
数日後には‥いや、あれはあれで正しかった・・
と思いたがるのだそうです。
なるほど・・自分の事に置き換えても
そういうことが良くありますね。
言い訳・・とは、結局は自分を
正当化することですよね。
私の場合は、夫婦間ではよくやります。
何で直ぐにやってくれないの?・・・
今やろうと思ったのに言うんだものなあ・・
昔、そんなコマーシャルがありましたが
妻に対しては・・良く言い訳をします。
でも・・言われるまではやらない・・のです。
だから・・言い訳なのですが・・
忙しい・・と言う人ほど、言い訳をします。
そして人は誰もが自分のとった行動を
正しいと 思いたがるのです。
だから・・言い訳が必要になってくるのです。
頼まれたことは‥その気になったら
すぐにできることです。
でも・・やらなかった・・
なんか自分がミスったように責められると
ストレスになります。
そこで・・今やろうと思っていたのに、
言うんだものなあ・・
となるのです。
このような行動に対して
自分を正当化することを
・・専門的に言うと認知的不協和・・
と言うそうですが、
認知的不協和・・とは、
分かりやすい例では・・
煙草は体に悪い・・ということを
知っている人が喫煙者の場合・・
自分ではタバコが体に良くないことを
知っていながら
ついたばこに手が伸びてしまう自分
がいます。
その時に・・矛盾している自分に気づきます。
このような状態が・・認知的不協和・・
と言うそうです。
そのままだと、ストレスを感じてしまいます。
そこで、今度はタバコが良い影響を与えることを
必死で探し出します。
リラックスできる・・
イライラを解消できる・・等
そのようにして・・矛盾をごまかそうとするのです。
正当化する理由を探し出すことで
ストレスを解消しよう・・とするのです。
もう・・お分かりですよね。
こんなことをしていても真の解決には
ならないことを・・・
まるで子供のような言い訳をしている自分・・
その場しのぎで‥何とかストレスを
軽減しようとする自分・・
でも・・この認知的不協和・・を
逆に利用することで・・
人は、行動的になれるのだそうです。
どういうことか・・と言いますと
矛盾がある場合は‥行動に繫がりません。
でも、行動しないと解決しません。
そんな場面では・・迷わず行動することです。
その時に認知的不協和という人間の
能力を利用する‥ということです。
行動する前は迷っています・・
なぜ?
これからやろうとすることに矛盾があるから・・
でも・・行動しなければ先に進めません・・
そこで・・認知的不協和・・を利用するのです。
やる前に考えている矛盾は・・・
一旦行動に移した時点でなくなります・・
どうして?
その行動に対する矛盾は・・
必ず正当化してくれるから・・
面白いもんですね・・
行動に移した時点で・・
それまでの杞憂は一変します。
つまり、やったもの勝ちです。
最後までお読みくださいましてありがとうございます。
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