ノーベル賞受賞の田中耕一氏に学ぶ・・成功者の生き方

 

こんにちは。

桑原通夫です。

 熱しやすく冷めやすい人と

熱しにくく冷めにくい人がいます・・

 前者は・・俗にいう三日坊主型です。

即行動出来るのは立派ですが・・

 少しでも障害が出てくると、途端に

意欲を無くしてしまいます。

 ケチが就いたような気がして・・その後の

行動が続かなくなるのです。

 

後者は・・初志貫徹型です。

 火が付くまで時間がかかりますが、

一旦その気になると

 どんなことがあっても最後まで

やり抜こうとします。

 たとえ３年でも‥５年でも辛抱強く

頑張ることができます。

 

前者は・・感動で動く人です・・

後者は・・信念で動く人です・・

 大きな成功ができるのは・・

どちらでしょうか？

 いうまでもありませんよね・・

もちろん、後者です。

 三日坊主で成功できることなんて

存在しませんから・・

 

先日・・ＮＨＫでノーベル化学賞を

受賞したサラリーマン・・

 島津製作所の田中畊一氏は

ノーベル賞受賞後も

 社会に役立つ仕事がしたい・・

ということで

 タンパク質の分析に力を

注いできました・・

 

そして・・１６年目にして画期的な

アルツハイマーの

 要因となるたんぱく質を突き止め・・

これによって

 アルツハイマー病変を血液検査で

早期に検出する画期的な

 手法を確立したと発表しました・・・

なんと１６年の歳月が流れていました・・

 こんなことができるのは…感情的な

やる気ではありません。

 もっと哲学的な・・追及心に

よるものです。

 

なぜ？なぜ？・・とあくなき

追及を続けた結果・・

 偶然も手伝って・・実を結ぶことが

できたのです。

 凡人である私は‥３年で目が出なければ、

脈無し・・とあきらめてしまうところです。

 田中さんは・・ノーベル賞を受賞した時に・・

何故？自分のような人間が・・と

自問自答したそうです。

 それに値するようなことは成し遂げていないのに…

と素直に思ったそうです。

 それならば・・その賞にふさわしい

成果を出そう・・と

 長い間もがき苦しんだようです・・・

 

ようやく・・その苦しみから解放される時が

やってきたわけです。

 マスコミに出ることを極力嫌い・・自分の

なすべきことに集中する

 その姿勢は…まねのできない生き方です。

爪の垢を煎じて飲みたい気分です。

最後までご覧いただきありがとうございます。