どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

今年は 始まったばかり

2010年01月11日 | 日記
土曜日のこと 病院から戻って間もなく電話が鳴った

めったに鳴らない我が家の電話だから どうせまたセールスだろうとぶっきらぼうに もしもし と

かつての同僚からだった

彼がやめてから二度ばかり 一緒に飲んだかな

このところは 年賀状の交換だけになっていた

やめてからは 老人介護の仕事に就いた

給料は前のほうが断然良かったんだけど 何しろあの社長がさぁ 今も相変わらず?

気分の上がり下がりが激しいからなぁ~ あれで疲れちゃってさ

うん そのせいで皆 やめていくよ

あの人 どうした?ほら・・・あ~ 名前が出てこないなぁ

彼? まだ居るよ

あっ あの人はやめた

今では 私が一番古い人間になったのよ


こっちも老人相手に もう大変

夜になると人格が変わっちゃってさ いきなり食事の支度をするって言い始めるんだ

それにね 相性ってあるんだよ

資格も取ったけどさ この仕事はそんなもの関係ないね

そうね なんでもそうだろうけれどね と私


それから彼のバイクの話になり 私の徘徊の話になり(年賀状が 徘徊の写真だたために)

なに 結婚はしないの?

昔から 私を地獄の生活に引きずり込もうと企んでいる奴なのだ

勿論 そんなものする気ないって

そんなこといって その家に誰か 男でもいるんじゃないの?

わはははは ご近所の目があるから そんなことは出来ないって


かれこれ1時間近く話して よくありがちな そのうち飲もうという約束をして 電話を切った

不規則な労働時間の彼と 時間に追われる私だから 実現するかどうかは謎

でも こうして誰もが自分の生活を築いているんだなぁ~と思うと 何となく励みにもなる


昨日は バーチャル徘徊をしていた

候補地はまだまだ沢山ある

運が良ければ 今年の暮も 徘徊の思い出にひたれるだろう

と またまたせっかちな江戸っ子

今年は 始まったばかり
コメント
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