さすがの私も 昨夜はむしろ暑いと感じた
そして今朝 糸魚川の大火事のことを友人に教えてもらってはじめて知った
フェーン現象なのか 強風が災害を大きくしたようだ
クリスマスも目の前という この年末の出来事で被災された多くの方々には ただただお見舞いを言うことしかできない
昨日はユーチューブで 池上彰のTV番組を梯子して見ていた
その中で「格差」を扱ったものがあった
アメリカ・ジョージア州のフルトン群というところで 富裕層の人たちが自分たちが住む地域を 市として独立させた
高額納税者である彼らは 同じ地域に住む貧困層に税金やサービスが使われ 結果自分たちが不利を被っていると感じたのだ
もう10年も前のことだが この動きはこの州だけにとどまらず 他の州にも及んでいるらしい
見るからに裕福そうな広大な土地に大きな家
独立後 生活上のサービスもかなり行き届いている一方で 貧困層にまわるお金は減っていく
富裕層の人は 税金を払っただけのことはあると満足する
貧困層の人は 十分持っているのだから分けてくれても良いじゃないかと言う
日本でもとっくに格差は始まっているが アメリカも根深いものがあると感じた
そして 人間の難しさ
私が富裕層の立場であったら 大きな公園 広く綺麗な道路 まるでホーム・セキュリティのように 長期に家を空ける時には見回りをしてくれる警官 それらが可能になり それがまた資産(不動産)の価値を生むとわかれば 喜んで独立するだろう
もしも貧困層であったら 自分たちさえ良ければそれでよいのか と思うかもしれない
そもそも アメリカの国の成り立ちからしてすでに難しいものを抱えてしまっているのだろうが 住民の投票だけで独立が決まってしまうような州法で良いのかという気がしないでもない
誰でも自分の利益は追及したいし 損をしていると感じることには納得できないものだろう
施しはしても 意思に反して取られるということは許せないと感じる
だが一方 自分が困っている時には助けて欲しいと思う
そして それは自助努力だけではどうにもならないことだって往々にしてあるものだ
もうすぐクリスマス
クリスマスソングは数々あれど 私はクリス・レアの「Driving Home For Christmas」が一番好きで 今日はしばし この一曲をリピートで流していた
愛する人々の居る故郷まで 渋滞の道を車で走りながらも ドライバーは誰もがみな笑顔
そんな幸せいっぱいの歌詞である
日本の帰省と似たようなものだろうが キリスト教徒であれば(さほど宗教に熱心でなくたって)格別な時でもある
糸魚川の火災に遭ったひとたちも この連休で楽しい時間を送ろうと計画していただろう
準備しておいた子供へのクリスマス・プレゼントは大丈夫だっただろうか
自分が持つ何もかもをひとに与えることは 私にはできない(そもそも それほどの余裕も無いけれど)
オスカー・ワイルドの『幸福な王子』になることは無理だ(ちなみに 私の大好きな作家の一人であり それゆえビアズリーも知って好きになった)
そしてこの格差社会は 平和と同じで 残念だがおそらくエンドレス・ループだろうと思っている
こうした世界の中で二つのクリスマスがあることだけは 忘れないでおきたい
そして今朝 糸魚川の大火事のことを友人に教えてもらってはじめて知った
フェーン現象なのか 強風が災害を大きくしたようだ
クリスマスも目の前という この年末の出来事で被災された多くの方々には ただただお見舞いを言うことしかできない
昨日はユーチューブで 池上彰のTV番組を梯子して見ていた
その中で「格差」を扱ったものがあった
アメリカ・ジョージア州のフルトン群というところで 富裕層の人たちが自分たちが住む地域を 市として独立させた
高額納税者である彼らは 同じ地域に住む貧困層に税金やサービスが使われ 結果自分たちが不利を被っていると感じたのだ
もう10年も前のことだが この動きはこの州だけにとどまらず 他の州にも及んでいるらしい
見るからに裕福そうな広大な土地に大きな家
独立後 生活上のサービスもかなり行き届いている一方で 貧困層にまわるお金は減っていく
富裕層の人は 税金を払っただけのことはあると満足する
貧困層の人は 十分持っているのだから分けてくれても良いじゃないかと言う
日本でもとっくに格差は始まっているが アメリカも根深いものがあると感じた
そして 人間の難しさ
私が富裕層の立場であったら 大きな公園 広く綺麗な道路 まるでホーム・セキュリティのように 長期に家を空ける時には見回りをしてくれる警官 それらが可能になり それがまた資産(不動産)の価値を生むとわかれば 喜んで独立するだろう
もしも貧困層であったら 自分たちさえ良ければそれでよいのか と思うかもしれない
そもそも アメリカの国の成り立ちからしてすでに難しいものを抱えてしまっているのだろうが 住民の投票だけで独立が決まってしまうような州法で良いのかという気がしないでもない
誰でも自分の利益は追及したいし 損をしていると感じることには納得できないものだろう
施しはしても 意思に反して取られるということは許せないと感じる
だが一方 自分が困っている時には助けて欲しいと思う
そして それは自助努力だけではどうにもならないことだって往々にしてあるものだ
もうすぐクリスマス
クリスマスソングは数々あれど 私はクリス・レアの「Driving Home For Christmas」が一番好きで 今日はしばし この一曲をリピートで流していた
愛する人々の居る故郷まで 渋滞の道を車で走りながらも ドライバーは誰もがみな笑顔
そんな幸せいっぱいの歌詞である
日本の帰省と似たようなものだろうが キリスト教徒であれば(さほど宗教に熱心でなくたって)格別な時でもある
糸魚川の火災に遭ったひとたちも この連休で楽しい時間を送ろうと計画していただろう
準備しておいた子供へのクリスマス・プレゼントは大丈夫だっただろうか
自分が持つ何もかもをひとに与えることは 私にはできない(そもそも それほどの余裕も無いけれど)
オスカー・ワイルドの『幸福な王子』になることは無理だ(ちなみに 私の大好きな作家の一人であり それゆえビアズリーも知って好きになった)
そしてこの格差社会は 平和と同じで 残念だがおそらくエンドレス・ループだろうと思っている
こうした世界の中で二つのクリスマスがあることだけは 忘れないでおきたい