どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

オチが謎の話

2019年12月01日 | 日記

東京は(おそらく関東地方全域?)木枯らし1号が吹かぬまま 12月を迎えた

なんでも2年連続なのだそうだ

今日のミッションは 図書館の本を返しに行くだけ

そうそう その中の一冊の本なんだけれど・・・ホーカン・ネッセル『悪意』

ジャンルとしてはミステリといえるか

最近は北欧ミステリが豊作で 彼もスウェーデン人作家だ

短・中編5作品から構成された1冊で 心理描写もなかなかだし 伏線もひねりも最後の落としも見事

ただ その5作品のうちの最後の一編(上下二段組みではあったけれど十数ページほどのもの)が謎

題名は「その件についてのすべての情報」

意味が分からないので 見落とした(読み落とした)個所があったかと読み直してみたが それでも頭の中は疑問符だらけ

解説では「ぞくっとするような結末」とだけあったが どこがそれにあたるのか皆目わかならい

手品を見せられて たとえタネがわからなくても ええっと思えたらそれだけで楽しいけれど で? だからなに? としか思えなかったら・・・

この 地面からほんの少し浮いたまま着地できないような感じが気持ち悪くて ネットでこの本を読んだ人の感想を調べてみたが やはり私同様意味がわからなかったという感想がほとんどだった

落語のオチがわからない人って こんな気持ちだろうか

それとも そもそもオチの無い話だったのだろうか

誰かの解説を求めたい

コメント (2)
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