どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

『東慶寺花便り』を読み終えた

2024年01月10日 | 日記

今日こそはと思ったのに また6時

私の生活に何の支障も無いとはいえ 布団から出られない自分が情けない

日の出の頃に出る最低気温は氷点下

土のある日陰では霜柱ができているかもしれないが この近所ではもうすっかり見かけなくなった

小さな水たまりにできた薄氷や 畑の霜柱を踏みながら通学したあの頃の風景は まだはっきりと頭の中に残っている

 

日が昇ってくると割に暖かで 無理に理由を作って(ビールを買うという理由)外に出た

世の中が動き始めたのだろう 昼近くの駅は休みの時ほど人はいない

 

今日 『東慶寺花だより』(井上ひさし著)を読み終えた

縁切り寺の存在や 身につけているものを寺の敷地に投げ入れさえすれば 追いかけてきた夫はもう妻に手出しはできない といったことは知っていたが 東慶寺というお寺の歴史については知らなかった

婚姻やそれにまつわる女性の地位 離婚問題などについて考えるのも面白いだろうが 私の興味は東慶寺そのものに向かった

 

調べてみたところ 2022年に東慶寺境内の撮影は一切禁止としたとHPにあった

私は大いに賛同する

これを見る前には お堂やお庭を写真に撮りたいと私も確かに思った

でも 誰もかれもがスマホを向けて撮りたがって じっくり見たり感じたり そして考えることをせずに動画や写真に満足して終わる そういう風潮が当り前になってきている

テーマパークであればそれも良いけれど ここが寺であることを思えば それはそれでこの寺の姿勢として私は十分納得できる

それでなくても 多くの人が集まる場所で多くの人がスマホをかざしている姿は それを避けて歩くのも面倒なものだ

 

西田幾多郎や和辻哲朗のお墓もあるのだそうだ

いつか行けるかなあ

コメント (2)
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