どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

やっぱり今日も シコタマ飲んでる

2009年04月12日 | 日記
このところ両親の夢をよく見ていた

それで 今日お墓参りに行ってきた

私がお彼岸を過ぎても行かないことに対して彼らが墓の下から怒っていたり

おいおい いい加減に早く来いよ なんて言っているとはまるで思わない

おそらく そろそろ行かないとなぁ~という私の潜在意識が夢に顕在化しただけの話だと思っている


今日は庭掃除をして お墓参りは連休にしようかとも考えた

だが 連休は人が多く外出する(=避けたい^^)

それに 名残桜も見たかった


今年のお正月に一度参っているせいか あらららぁ~ という程ではなく 

天気に恵まれたなら これからもお正月には行こうと固く心に誓った(と いい加減な気持ちで書いておく)


一つ置いたお隣さんが じきにいらした

初めて遭遇した

70過ぎと思われるご夫婦と おそらくその息子二人

こんな時 何故か女性というのは なんとなく挨拶をするものだ

息子さん(と思われる)のうちの一人は 偶々なのか 一生なのかは判らないが 車椅子に乗っていた

墓誌につけ お墓の状態につけ 墓参者を見るにつけ 家族の色やそれぞれの人の人生がそこはかとなく見える

それが 私にはすごく面白い


奇麗になっているお墓がある 

花を供えた痕跡が残っている(どのくらい前のものか 残っていれば想像できる)

此処は ちゃんと来てるんだな と思う

花は新しいのに 草はぼうぼうというところもある

墓参者はお年寄りだったのだろうか 草を取る暇もなかったのだろうか そもそも形式だけだったのだろうか

色々と想像するのも また面白い


お隣さんは 水をかけて花を供えると さっさと帰っていった

普通は こんなものなんだろうね

まっ せいぜい30分


私は 最短でも2時間かかる

父が存命中は そこでお経を唱えるものだから 更に長かった

幸いなことに水場は近いのだが トイレは遠い

寒い時期は心してかからないと 女性はエライ目にあう


すでに7人が眠っている墓である

私の見知らぬ人が3人いる

日本酒 ウィスキー 煙草 サイダー お茶 それに 氷

それらを 掃除した後にうやうやしく並べる

そうして やっとのこと 彼らとのご対面になるわけだ


父は 墓石を洗う時 それは 彼らの背中を流すような気持ちなんだ と言っていた

それが 今はよくわかる

今日はちょっと暑いくらいだったので ほうら 気持ち良いでしょう って


墓地に行く途中の駅で さる著名な宗教団体が アジってた

自殺をくい止めたい ということらしかった(それは まぁ 良いということにして・・)

我々は 神の子だと

それは まぁ それでもいいけど

決して元はサルではないと


私は 残念ながら? 神の子なんかじゃない

宇宙の子(個)というなら まだ話はわかるけど

私は 誰の子かといえば 間違いなく あの男女 父と母の子供である

ひょっとしたら よく言われたように 本当は橋の下で拾われたのかもしれないけど(下の子は言われるんだ^^)

これが ここに 私のアイデンティティーがある


いつか 姉と来ることがあるだろうか

私が先に ここに眠るのだろうか

そのほうが特な気もするし 姉を見送ってあげたい気もする

ずっと先のことのように思えるけど 多分 そうでもないんだ

82年生きた父が最後に言ったように 人生は想いのほか短い

そうなんだろうな って思いながら やっぱり今日も シコタマ飲んでる
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