どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

酒の宴 後半

2008年07月19日 | 日記
まずはビールを頼む

生なんてものは無い 瓶ビール!

銘柄は三社で キリンといえばクラシックラガーしかない店

グラスもゴクゴク普通の 食堂なんかに置いてあるようなのだ

つき出しは 糸こんにゃくのピリカラ炒め

イッパイ目は注ぎあって あとは手酌でいこうと

ぷはぁ~ 美味しいねぇ~


で 二人で話し始めた ら 少しして席を譲ってくれた男性が話に入ってきた

別段 強引にというわけでもなく こんな場所ではそれが自然だ

彼は 通い始めて一年そこそこの だが既に常連らしい

同じ職場なの?

へぇ~ でもいいネェ~ その姐さんって呼ぶの

新人君が言う 

面接に来た時から あっ 姐さんがいると思ったと

こういう人はボクの人生の中で5人くらいかな と

しばしば彼はそう言ってくれるのだが こんなのをウマがあう というのだろうか

私は青空が大好きで 朝 少々へたれていても これを見ることが出来たらなら ご機嫌になる

彼もそういう奴だ

細かい事は気にしないし 人の気持ちを確認したりもしない

仲間といても 一人でいても 同じように楽しめるタイプだ


隣の男性は 職場の近くでも飲むことはあると言ったが おそらく 柵も肩書きも捨てて

一人の男としての居場所に此処を選んだのだろうと思う

その彼は 同級生だと判った

こういう場所で唯一の柵があるとすれば それは年齢だろうか

いっこ上でも 先輩は先輩

それがどこでも暗黙の了解のようで 飲み屋というのは面白いものだ


仕事は 体と心とを会社に売って その対価として給料を貰っているのだ とか

会社の評価に対して文句を言う人がいるが 評価なんて自分が決めるものじゃないとか

サラリーマンにありがちな話もしたが・・・

その人が若い頃は ちっと暴走族やってたなんて話しを聞くと 

姐さんは学級委員なんかやってたタイプでしょ と言われる私だから

その頃出会ったなら 何 この人 って思っただろうが

この年齢になると それも皆昔話 笑い話になり

そしてお互い 此処までなんとかそれなりに生きてきたんだね なんて

そして 少し悪かった少年の頃の自分が どこか自慢げなのも また愉しい

悪かったけど 本だけは読んでたよ

そういう彼と話しが合うのも 同級生の面白いところ


少しして更に常連の男性が入ってきた

2歳ほど年上

離れた席に座ったのだが じきに新人君と私の間に割り込んできた

小学生の時に ビートルズの日本公演に行ったのが自慢

都立高校出身でW大卒 しがない小さな会社の社長やってます と

この禿頭のオヤジさんが 私とほぼ同年代とは・・・同じ括りにはされたくないけど^^

一曲歌いますから ビートルズの中で何がよいですか なんて すでに酔っ払いの域に達している


30代の若いのも会話に入る

酒の話し 寺山や太宰や司馬遼太郎の話しなんか始めちゃってる

こっちは モータウンやソウル・トレイン 神様になる前のサンタナやツェッペリンの話しで盛り上がる

そして 五木も読んだよね~ 読んだ 読んだ

C級文壇バーになってきている


一人 音楽ライターもやっているパンク野郎がいて それは私も新人君も苦手な部類

昔 プロになりたかったギター小僧の新人君が彼に掴まりそうになったところで 退散することした

禿頭のおっさんに好かれた新人君は その頭にキス

私は皆と握手で別れた


演歌からジャズまでという店の 美人じゃないが可愛いママさんに 名前を教えてと言われたのに

告げてこなかったのが ちょっと心残り


そうそう 話している時の私の笑顔を褒められたのが自慢だ

だって ご機嫌な話しをして ご機嫌なイッパイの時に 笑顔にならないほういがおかしいよね 

何より 笑顔はロハだし
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酒の宴 前半

2008年07月18日 | 日記
本日 私が仕事としている業界のパーティーが開催されている

毎年今頃で(一番仕事が暇な時でもあるから) 何度か(嫌々ながら)出席している

今回はまだ未経験の新人を引き連れて 社長は出かけた

某ホテルで行われるが はっきり言って食事は不味い

私なんかビールばかり飲んで それも勝手に注がれたりしても美味しくも無い

こういう酒の席っていうのは 実につまらない


で 昨日のことだ

20:30に仕事が終わった

私を姐さんと呼ぶ新人君が飲む気満々だったのに どうやら相手にふられたらしい

ちなみに彼はちゃんと家庭のある身で 浮かれた男女の仲の話しではない

姐さん 今夜どう? と言うから 飲みに誘われて断るのは よほど嫌いな相手だけ

おうおう~ と応えて♪


コジャレた店は会社の近辺に沢山あるのだが 彼と行く時は居酒屋さえも通り越している世界

数回行ったことのある店を覗いたら 予約席もあって満杯

彼が 気になっているところがあるのだと・・・

じゃ 行ってみようよ!


それが駅近くの 開発から取り残されたような古い古い古い・・・建物の一階

飲み屋が数軒並んでいるのだが どれもはっきり言って こきたない^^

いわゆるジャンク

だが こういうところに面白いものがあると 人生長くやっていると鼻も利く


ガラガラと戸を開けて入る店

カウンターしかなく 定員8名かな

一人の男性が席を空けてくれて 私達はそこに入った

で この続きは明日書きます
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ナイスな夜

2008年07月18日 | 日記
今夜は ちょっとナイスな夜だった

どんなだったかは 次回

酔っ払い人生も なかなかだ とだけ
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ちょっと贅沢な食材と美味しいビールとご機嫌な音でも無ければ・・・

2008年07月16日 | 日記
19時仕事終了

我が社では 一番早くてこれだ(これ以上は無理)

外はまだ明るい

黄昏時は大好き 季節を問わず


普段は滅多に感じたことのない帰宅する人の波というものにまぎれて 地下鉄の通路を歩く

仲良し君は 今日は早いから自宅の近所のお蕎麦屋さんで軽くイッパイだという

私はデパチカに寄って この時間に半額になるお刺身をゲットしてきた

チュウトロと ツブ貝

貝は 一枚貝でも 二枚貝でも 巻貝でも 皆好きだ

だが スーパーに並ぶことは少ない

青森産の蜆も買ってきた

明朝は なんとしても蜆の味噌汁を作らなければ^^


お刺身には 穂紫蘇もついている

これはパックのものを買うと そのほとんどを捨てることになる

一人になってからは買う事がないので ちょっと嬉しかったりする


新人君(といっても そう新人でもないのだが)がくれた ちょっと黒っぽいCDを珍しくオーディオから流す

「奇想の系譜」と並行して読んでいる吉行理恵のエセーを寝物語に 今夜はおひらきにするつもり


天使のごとき私!に新人の教育係りを押し付けて 社長は早々に退社

明日は付き合いゴルフで休みだから 慌てて 明日は彼をどうするかと尋ねたら 明日も同じように宜しくと


ちょっと贅沢な食材と美味しいビールと それにご機嫌な音でも無ければ やってはいけないさ! 
 
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良く教える者は 良く学ぶ者と同じ

2008年07月15日 | 日記
相も変わらず 会社にはほぼ12時間居る

これが ごく平均的な生活だ

ほとんど何も無い冷蔵庫を漁り 今日はコーンの炒め物でイッパイ

バターは入れない

お醤油で味付けすると 焼きトウモロコシになる

夏休み 皮を剥くのが子供の仕事

奇麗な歯並びのコーンがヌードで現れて

私は茹でるよりも焼くほうが好きで 奇麗な皮でお醤油を撫でつけながら また焼く

そんな昔の夏を思い出した


さて 今日は新人の教育係を仰せつかった

当然為すべき自分の仕事と並行しながらだから 気苦労も仕事量も増える

だが これはさほど嫌いなことではない

特に この人が明日を担ってくれる 私の明日を と思うとね

しっかり覚えて 私の帰宅時間を少しでも早くしておくれ~ なんて思ったりしている


教えるという行為は 実は自分の仕事の再確認にもなる

慣れるということは素晴らしいことなのだが 初心を忘れがちにもなる

それを 教えてくれる

教えるということは 学ぶということと同じだ

良く教える者は 良く学ぶ者と同じ

そんなことを思った日だった
 
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