バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

みんなで夢を買いました

2018年10月19日 | お仕事
アメリカの宝くじ『The Mega Million』の当選金額が、本日1兆ドル(日本円で1兆円越え)を超えた。


日本と違ってアメリカの宝くじは、当選者がいない場合その配当金額がどんどん上がってゆくのだ。
1兆ドルになった配当金額から、当選者がもうずっといなかったことがうかがえる。
ちなみに今回また当選者がいない場合は、この先、誰かが当選するまで増える模様。


そこで!


下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる


というわけで、フロアの知り合い34名(これがまた職場の同僚じゃないんだな。ただの知り合いw)と
$10ずつ出し合って、宝くじ大量買ってきた。



ハミルトン様、頑張って下さい。


ざっと計算して、私たちに与えられた「当選への道」は170回もあるということだ。
(今日現在、当選確率は1/302,575,350 という計算が出てます。雷が自分に落ちる確率のがはるかに高いということです。)


当選金額の1兆ドルから税金をガバッと引かれても、手元に入ってくる現金の金額が、
バージニアの保険会社で地味に働く私たちのような凡人には、一生縁がないだろうという金額。


34人で分けてもすごい金額だ。


34人がいっぺんに会社を辞めたら、会社は困るだろうか。


アナリスト数名、セールスカウンセラー数十名、セールス部主任が数名、事務員数名がいなくなると
ドラマチックに経営に困難をきたすかも知れない。


いや、そんなことなど今はどうでも良い。


今日は仕事そこのけで、その『宝くじメンバー』でメールが行き来しておった。


まず代表者が宝くじを買いに行き、買っただけの宝くじをスキャナーに通して写メして、メンバー全員に番号を把握してもらう。
これは買いに行った者が後で『ずる』をしないためだ。


それから『宝くじ同意書』が回ってきて、それに署名をする。
誰がこの「宝くじメンバー」に正式に加わって、署名しているかを示すもの。

いくら宝くじがエンターテイメントとはいえ、当選した時に、お金の問題を発生させてはいけない。
さすがここはアメリカ。訴訟の国なので、いかなることも書面で同意し、サインをする。


全てのことが整ったら、後は当選を待つばかり。


抽選は今夜、金曜日の夜。


月曜日には当選金額(もしいくらか当たっていれば)がまたメールで知らされる予定なのだが、
金額が34人の配当金未満(34ドル以下)だった場合、そのわずかなお金でスナック菓子が振る舞われる噂ww


あめちゃんが配られて『はずれ』を知る、ということか。


私たちに幸運あれ!!
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