バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

The Last Piece

2019年07月02日 | アメリカ生活
前回の記事の、ジクソーパズルするハニバニの現場監督するフリちゃんに対するコメントで、
Chieさんから質問を頂いた。


ケイエスさんは一緒にしないの??


Chieさんがコメントでお察しのように、ハニバニはパズルを根気よく完成させる男だ。
ジグソーパズルだけでなく、彼は、クロスワードパズルやら、数独(ナンプレ)も大好きで地道にやっていくことができる。
チェスとかオセロゲームとかやらせると、じっくりゆっくり考えながらプレーが出来るタイプ。


その真逆が私。
その手の遊びやゲームを大の苦手とする。


オセロに関していうと、子供の頃、オセロをする相手は決まって妹であり、
いつも決まって負けるのは私であり、しかも決まってゲームの結末は、悔し紛れに目の前のほぼ妹色になりつつあるオセロのボードを
ぐちゃぐちゃにするのだった(性格悪ぅ)。


そういう苦くて悲しい思い出がある(自分で自爆しといて、なんで被害者ヅラするのだとか言わない)。


絵が好きなので、もちろんジグソーパズルもやってみたいのだが、今まで購入しても完成させることなどなかった。
これまた根気があって、地道な努力を惜しまない、親友の弘恵ちゃんに仕上げてもらうのが常であった。


こんなわけで、私はジグソーパズルの最後のピースを嵌めたことが今まで一度もなかったのだった。


困難であればあるほど最後のピースをはめた瞬間の達成感なるや…感動よ〜。


と、Chieさんがおっしゃってて、昨日ふと、昔のいろんな思い出に現を抜かしていた。


実は、ハニバニがジグソーパズルを始めだした頃にも何となくそういう話をしていたことがあって、
そんなある朝、起きてキッチンのカウンターに手紙と何かが置かれていたのに気が付いた。
そこには、


最後のピースはケイエスにあげるから、パズルを完成させてね。


と書かれており、言葉通り、最後のピースが添えられていた。
それからはもうずっと、私は最後のピースをただ嵌めるという、一番達成感が味わえるポジションを請け負っているわけだが、
そんなズルい私がパズルを完成させると、ハニバニは横で「やったねー!完成。」と言って、ふふふと微笑んでるとか、


ハニバニの器の大きさよ ...感謝。


先週末に始めたパズルも、早々と残り1ピースを残すとこになり、





私が見事にやり遂げたぞ。


このパズル、結構大きくて、お手頃サイズのペットボトル(水)を横に置いてみるとこんな感じ。




ハニバニも、初めてパズルを始めた時は「絶対に出来んかも」とビビりまくっていたから750ピースから始めたのが
今では1000ピースが普通になっている。本人曰く、1000ピースが心地よく楽しめる数なんだそうだ。


完成させると、惜しげもなく一気に崩して、どこかの団体に寄付できるように積み重ねている。
その崩されてくパズルを見ながら、あたかも自分が作成したかのように『あーーーーーぁ。儚いね』とか思う私だった。






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