無知と言うものはお恥ずかしい物で、
数時間前に発表された今回の氷室ツアーのサポメンドラムス「Ramy Antoun氏」は、
氷室のアルバムで数多くのドラムを叩いてた凄腕のドラマーだったことが判明した。
名前を聞いて、即座に、
「あ～XXXXXとか叩いてた人だろ？上手いよね」
みたいな話が出来た人は、
氷室京介カルトクイズのようなものがあれば、
間違いなく栄冠を手にすることができるだろう。
まあ、そんな冗談はさておき、
アルバム『FOLLOW THE WIND』の、
「Weekend Shuffle」「Love Shaker」「Follow The Wind」、
アルバム『IN THE MOOD』の、
「WILD ROMANCE」「SWEET REVOLUTION」
「IN THE NUDE」「Bitch As Witch」「IGNITION」
等の曲を叩いてた、ある意味で、"オリジナル"の音色を持つそのドラマーが、
満を持して登場というのは、俺たちファンにとっては新しい刺激となることだろう。
西山氏にマブダチと言わせる、前ツアーのドラムス、チャーリー・パクソン氏も、
アルバム『"B"ORDERLESS』を含む、
多くの曲のレコーディングに参加している。
その中でも、
「My Name is “TABOO”」と「PARACHUTE」のレコーディングに関しての語り草は有名な話で、
当初、その音を叩いたドラムス "Jack Irons（ジャック・アイアンズ）"
の音を氷室が気に入らず、
Jack Ironsというネームバリューを無視して、
チャーリー氏のドラムに差し替えたなんて話があったのは御存じの通り。
■参考記事 http://blog.goo.ne.jp/midnight_xxx/e/d5be848804c101917350183386cd729d
それほどまでに、信頼を置いていたチャーリー氏に代わり、
今回、氷室ライブ初登場となったRamy Antoun氏。
最近はこのブログでも『"B"ORDERLESS』の評価ばかりを語っているが、
『IN THE MOOD』もキャッチーな曲が揃う中、
『"B"ORDERLESS』に負けず劣らずで、
その存在感たるものは半端ない。
それは『FOLLOW THE WIND』も然り。
氷室アルバムに数多くの名曲はあれど、
アルバムとしての全体のバランスや、アルバム全体の評価として考えるならば、
フォローザからの三部作『FOLLOW THE WIND』『IN THE MOOD』『"B"ORDERLESS』は、
まさに右肩上がりMAXピーク状態にあるということは誰も異論はないだろう。
『FOLLOW THE WIND』『IN THE MOOD』のドラムを叩いたRamy Antoun氏が
今ツアーでドラムを叩くこととなり、
そして俺たちにそのオリジナルの魂を魅せつける、、、
そう、
ボーダーラインの解除は、
ついにその領域にまで踏み込もうとしているのである。
■Ramy Antoun氏との境界線を解除したい方はこちら!!!
http://twitter.com/ramysdrumpocket
http://blog.goo.ne.jp/midnight_xxx/BAND MEMBER
