氷室のライブには何度も参加しているが、
ドラムがチャーリー・パクソン氏になってから、
いわゆる「おかず」が増えてきた。
おかずとは、ちょっとした「アクセント」「アドリブ」みたいな演奏のこと。
そのおかずが凄く生きてて心地がいいのが、
「スイート・レボリューション」だろう。
「反逆の旗をかざせカモンカモンレディ」の後に入るドラムアクセントは最高。
反面、「CLAUDIA」のおかずは個人的には首を傾げる。
それは、
「クローディア秘めた恋を」の後に入るおかず・・・。
CD等で、
「クローディア秘めた恋を(吐息の中)」から、
「ラジオだけが歌にする(サイレンスだけが知っている)」までの、
一連の流れを聴けば分かると思うが、
「クローディア秘めた恋を」で瑞々しい音のキーボードと共に綺麗に上がって、
「ラジオだけが歌にする」で綺麗に下がるその様・・・
ここの流れるような気持ち良さ。
水面(みなも)に輝く煌めき・・・
まるで水の流れ・・・
その流れを、毎回ではないとはいえ、
「秘めた恋を(吐息の中)」の後に入る「おかず」が崩してる気がする。
上がって下がる爽快感・・・
直前に上げを魅せるから下げがより生きる・・・
そして、CLAUDIAが持つ瑞々しさ・・・
俺は氷室の曲で好きな曲を語る上でCLAUDIAは絶対に外せない。
それくらい大好きだし聴きこんでいる。
初めて聴いたのは「CASE OF HIMURO~さいたまスーパーアリーナ」の時だった。
たった1回、
たった一度のみ聴いただけで、
あれほどまでにシングルCDの発売を待ち望んだ曲は未だかつて無かった。
それほどまでに俺のセンスと氷室のセンスがドンピシャだったのだろう。
メロディーも、
アレンジも、
歌詞も、
ギターソロも、
ギターソロ前の「傷つくほど悩ましいクローディア」の部分も・・・
なにもかもが最高すぎる。
果たしてクローディアのおかずはこれからも続くのだろうか・・
チャーリー・パクソン氏のドラムは凄く好きだけれど、
クローディアのおかずだけは、、、
もうお腹いっぱい。
just feeling my summer...