「あんな良いバンドはもう出てこないでしょう」
「BOOWYは俺の全てだった・・」
俺は今まで生きてきて こんなに説得力のある言葉を聞いたことがない。
まあ、ろくな人間としか関わってこなかったってことなのかもしれないが・・・
たとえこれ以上の言葉を聞いたのだとしても、
この言葉に「説得力」があることに、違いは無いだろう。
説得力のある言葉とは言葉が持つ形ではない・・
その言葉を発する人間がどうなのかと言うこと。
そして、その言葉が数年、
いや数十年経った今でも嘘ではなかった、
と思えることが、
その「説得力」をさらにゆるぎないものにしている。
人が人生の折り返し地点を過ぎてもなお、
説得力のある人間でい続けられること・・
それは、その人間が本物だからだと言うことではないだろうか・・
つまりその言葉に一点の曇りも無かったと言うことなのではないだろうか・・
そして思う。
「俺の判断に間違いは無かった」と。