きょう3月6日は、二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」。
啓蟄ってなに?かっていうと、暦便覧では、
「陽気地中にうごき ちぢまる虫 穴ひらき出ればなり」。
つまり、
「暖かい空気に誘われて、地中にいる虫たちが這いだしてくるころ」ってこと。
暖かさに誘われで、
鹿児島紅梅が一輪開花。
枝垂れ花梅も一輪開花しました。
午前中には一輪だったのが、午後にはチラホラ。
小梅は三分咲きです。
花を撮ってお昼ご飯を食べていたら、
裏山に猿の群れがやってきました。
大根も金柑もかぼちゃも食べられて、
すばしこいサルを追い払うために1時間ほど走り回っていました。
わたしは疲れて戻ってきましたが、
パートナーは夕方まで猿の見張り。
今夜は、倉庫の裏山でお泊りのようです。
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後半は、3月2日の中日新聞生活面の記事を紹介します。
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明日もまた見に来てね
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「陽気地中にうごき ちぢまる虫 穴ひらき出ればなり」。
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「暖かい空気に誘われて、地中にいる虫たちが這いだしてくるころ」ってこと。
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鹿児島紅梅が一輪開花。
枝垂れ花梅も一輪開花しました。
午前中には一輪だったのが、午後にはチラホラ。
小梅は三分咲きです。
花を撮ってお昼ご飯を食べていたら、
裏山に猿の群れがやってきました。
大根も金柑もかぼちゃも食べられて、
すばしこいサルを追い払うために1時間ほど走り回っていました。
わたしは疲れて戻ってきましたが、
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<守りたい 発達障害女児の支援>(下) 体動かし世界広げる 2018年3月2日 中日新聞 ピンと両手を広げ、脚を前に高く振り上げながら歩く。横向きに歩いたり鏡の前でつま先立ちをしたり。これはバレエ教室ではなく、名古屋市昭和区の発達障害児向け放課後等デイサービス「Luce(ルーチェ)」が実施する発達障害の療育プログラムの一コマ。女児たちは皆、バレリーナ気分で澄まし顔だ。 一般に人は自分の体の向きや体勢を意識しなくても把握できる。だから、目をつむっていても頭をかいたり足を触ったりできる。しかし、この感覚が発達しきっておらず、誰かに触れられても、どこを触られているのか分からない子もいる。その感覚を養うためバレエやヒップホップダンスを療育に取り入れている。 動きを分解した写真をカードにし、曲に合わせてどのポーズをどんな順番でするのか繰り返し見せる。周りの空間を把握するのも苦手で、踊りながら全員で円を描いたり、向きを変えたりすることが難しい子も多い。しかし、時間をかけるとイメージがつかめ「どうすれば踊れるようになるか」を考えるようになったり、仲間を意識して動いたりできるようになっていく。 発達障害があると、自分からは運動せず閉じこもりがちになる子も多い。幼いうちから体を動かすことを習慣付け「障害をもつ子どもたちの世界を広げてあげたい」との思いも、プログラムには込められている。愛知県心身障害者コロニー中央病院(同県春日井市)の作業療法士でルーチェを支援している小松則登(のりと)さん(50)は「自分の体がどのように動くか分かるようになると、心も元気になる。バレエやダンスは、コミュニケーションなどを学ぶ上でも役に立つ」と、効果を説明する。 愛知県内の小学四年の女児(10)は一年生からルーチェに通う。物事に対するエネルギー配分が苦手で、何事も全力でやるため疲れやすい。疲れてくると気持ちの切り替えができずイライラしてしまう。 「レッスンを休憩したいときは自分で言う」。それができるようになるまでに何年もかかった。かんしゃくを起こすと、人をたたいたり物を投げたり。それでも根気よく「言葉で伝えなさい」と教えてきた。 一年ほど前から、「休憩したい」と自分で言えるようになってきた。一人になれる部屋にタイマーを持って入り、落ち着くのに何分必要か、自分で決めてセットする。タイマーが鳴ったら気持ちを切り替え、レッスンに戻る。切り替わらなかったらタイマーを延長する。それを繰り返すことで自分を落ち着かせるすべを身に付けつつある。イライラの原因を自分から話し、「すぐキレる私はいやだ」と言うようにもなってきた。 変化は、小学校でも見られる。普通学級に通うが、低学年のころは気に入らないことがあると教室を飛び出した。気持ちの表現の仕方が分からないもどかしさゆえの行動だが、叱られるばかりでどうしたら良いのか分からず、パニックになった。 今は学校でも「五分だけ」などと申告し、静かなところで気持ちを落ち着かせることができている。周囲も「怠けているのではなく、そういうことが必要な子」と理解し始めた。ルーチェの施設長藤原美保さん(48)は「発達障害児は、特性を社会に“困り感があって、はみ出した子”と評価された子どもたち。何を困っているのか、社会全体で目を向けてほしい」と話す。 ルーチェとは、イタリア語で光の意味。「目が悪い子が眼鏡をかけるのと同じで、発達障害の子も、療育のやり方と周りの環境次第で輝ける」 (花井康子) |
看護師配置、地域の学校へ 医療的ケア必要な子 2018年3月2日 中日新聞 おなかに通したチューブから栄養を摂取する胃ろうなどの医療的ケアが必要な子どもが、地元の学校に通えるケースが増えてきた。医療的ケア児は、医療処置ができる看護師が学校に常駐していないと、保護者が学校への付き添いを求められることがほとんど。そのため、これまでは看護師がいる一部の特別支援学校に通う子が多かったが、国の地方自治体に対する支援もあり、市町村が看護師を学校に配置するようになってきた。 生まれつき脳性まひで重い障害がある中村美隆(みりゅう)ちゃん(6つ)=愛知県安城市=は、四月から地元の三河安城小学校の特別支援学級に通う予定だ。移動には車いすが必要で、意思疎通ができない。胃ろうによる経管栄養と、たんを吸引する医療的ケアが必要だ。 地元に特別支援学校はあるが、知的障害児のみが対象で美隆ちゃんの入学は難しい。知的と身体に障害があり医療的ケアが必要な子は、近隣の同県岡崎市にあり、看護師がいる特支学校に通うのが通例だった。ただ、その場合は通学がネック。医療的ケア児は看護師が同乗していないと通学バスに乗れないことが多く、乗れたとしても美隆ちゃんにはてんかんの発作があり、一時間以上の乗車は心配だ。とはいえ毎日の送迎は、家族の負担が重い。 市内の特支学校への入学や岡崎市への通学が難しいとなると、通えるのは地元の小学校。ただ、両親は常には付き添えないため、父親の隆さん(46)は一年半前から市教育委員会と、地元小学校に看護師を配置して通えないか相談してきた。 安城市は、新年度の一般会計当初予算案に臨時職員として雇用する看護師の人件費を計上した。国は二〇一六年度から小中学校に看護師を配置する自治体に費用の三分の一を補助しており、市はこの補助金を申請する方針。 計画では、看護師は平日午前八時半から午後二時半ごろまで学校に常駐し、美隆ちゃんの水分補給や食事などを支援する。同市では、過去にも市立の小中学校に看護師を配置し、排尿の介助などの医療的ケアが必要な小中学生二人が通学したことがある。 看護師が慣れるまで当面は家族が付き添う。母親の美穂さん(40)は「看護師が配置され、病気があっても地元の学校に通える子どもが増えてほしい」と話す。 ◆前向きな自治体も増加 経管栄養やたんの吸引、人工呼吸器などが必要な医療的ケア児は、新生児段階での救命率向上などにより増えている。厚生労働省の推計では、二〇一五年度は全国で約一万七千人で、八千四百三十八人だった〇七年度から倍増している。 文部科学省によると、一六年度に小中学校の普通学級や特別支援学級に通っていた医療的ケア児は全国で七百六十六人。学校に常駐する看護師は四百二十人だった。前年度と比較すると、児童はやや減っているが、看護師は七十人増えた。 以前は温度差があった自治体間の取り組みも、足並みがそろってきた。一六年度は、名古屋市では市立小中学校に通う医療的ケア児が計二十人で看護師は計十三人だったのに対し、横浜市では子ども八人、浜松市では六人に対して看護師はいずれもゼロだった。 しかし、横浜市も浜松市も一七年度に初めて看護師を配置。浜松市教委は「これまでは医療的ケア児は基本的には特別支援学校に通っていたが、共働きなどで付き添いが難しい親からの要望もあり学校に配置した」と説明する。 愛知県の豊田市こども発達センターの三浦清邦センター長は「全国的に看護師が不足している中で、自治体がいかに看護師を確保して学校に配置できるかが鍵。主治医と学校が連携して看護師の研修体制を整える必要もある」と指摘する。 (細川暁子) |
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