篠田三枝フラメンコ

スペイン~その②

その②
モロンは、昼間は45℃くらい
暑い
でも、日陰に行くと気持ちいいし湿気がないから苦しくない

モロンの二日目もひたすらモロン探索

歩いた歩いた
モロンは小さな田舎町で、たった二日間でモロンの全ての場所に行けた感じ

さて、夜11時から待ちにまったフェスティバル『ガスパチョ』
三大フェスティバルの一つ。
年に一度の町をあげてのフラメンコフェスティバル
・モロンの"ガスパチョ"
・レブリハの"カラコラ"
・ウトレラの"ポタヘ"
全て料理名がついています。
今回の旅は、ガスパチョとカラコラを見に行く事が大きな目的でした。ポタヘはもう終わっていたから

まず、、、場所が全く分からない。情報が無さすぎる
BALに行ってひたすら聞く
みんな地図を読めない
人によって違う場所を言う
何となく人だかりがある場所に

どうやら、会場は小学校だった
こっちの小学校は中庭があり、とにかく美しい
日本の学校とは比べ物にならない
建物が美しい

開始時間でも、まだまだ人が集まらない
でも30分くらいしたら中庭で始まった
スペインのフェスティバルは、ほとんどが歌である。
一つのフェスティバルで有名な歌い手や地元の歌い手が7、8人もしくは7、8組くらい出る
一組が大体1時間弱。

躍りは、一部や二部の最後にちょこっと。
カンテは喉で歌われて細かい音程や声量で見せるのが沢山増えてきていますが、いくら上手くてもそれでは伝わってこない。
カンテもギターもバイレも、伝わらないものはいくら上手くても意味がない。
今回のガスパチョは色々感想がありますが、心からのオレ!は思ったより少なく、残念でした
私が感動してきたフラメンコ、全ての毛穴が開く感覚になるフラメンコはあまりなかった(偉そうにごめんなさい)

さて、フェスティバルは6時まであったようですが私は3時くらいに宿に戻り、その日の朝にグラナダへ

15年前と変わらない風景が沢山あります。
嬉しくなってきました

夜は、先月スペインに行ってた生徒から聞いたお勧めのタブラオへ

凄かった
歌もギターもバイレも、洞窟から出てきたばかりのような、洗練されてないフラメンコの原点のようなフラメンコ
鳥肌がたったし、興奮がおさまらなかった
日本では絶対見られない感じの凄いやつ

この日から、連日通ってしまったタブラオ
やはり、フラメンコは近くでないと伝わらないものもあるし、実力者同士の本気の闘い、本気の遊びがフラメンコだと思った

舞台上の一人でも当てはまらない人がいると、そのライブはつまらない
全員が要素を持ってないとダメ

連日見たのですが、素晴らしい人が沢山いてグラナダの実力に驚きました(特にこの週は凄かったらしい)
また、全てが即興なのですが、全てグラナダの人同士なのでノリも息もバッチリ
そして、舞台上全員で本気で真面目に遊んでいる

また、そのアーティストの中に私のとびきりの躍手を見つけた
Repompaである



即効、個人レッスンを習うことに
連日このタブラオに通ったおかげで、スタジオ代を払わずにタブラオで教えてもらえることに
ただ、、、
・舞台でレッスンだと、鏡がない
・楽屋でレッスンだと、小さな鏡はあるが床は大理石、、、
この2択しかない
結局、、床が大理石の楽屋で教わる事に

このレッスンが凄かったぁぁぁぁ

この内容はまた今度

続く
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