ラジオから竹内まりやの“家に帰ろう”が流れてきた。
時刻は午後6時前。
日曜日の夕暮れ時、寂しげな空の白さと相まって、
黄昏ながら、ハンドルを握りなおした。
大きな一本道。
真っ直ぐじゃないけど、どこまでも続くような一本道。
流れに乗ってアクセルをふかす。
でも一本道だと感じていたのは僕だけかのように、
ウィンカーを出した車が
右へ左へと進路を変える。
同じ方向へと進んでいるように見えた景色から
急に寂しい一人ぼっちの時間へと迷い込んだ。
思えば単調な生活だ。
劇的な展開が待っている訳でもなく、
同じ毎日がやってくるようにも思える。
土曜日、久々にスナツクへ行った。
居酒屋で日本酒の熱燗を頂いた。
コップに注がれた酒が枡に溢れる。
外を見れば雪。
テンションが上がるのが自分でも分かる。
程よくと言うよりは、少々飲みすぎの感も否めないまま、
スナツクでマイクを握りしめた。
店内には夫婦?カッポー?
1組の男女が居た。
久々にパワフルな女性の歌声を聴いた。
誰の歌だったか失念したが、聴き入った。
酔った勢いで入れた
“抱きしめてTONIGHT”
をトシちゃんのモノマネで唄うのが急に恥ずかしくなった。
恥ずかしさを紛らわすために、
桑田佳祐のモノマネで唄ったら、結構うけた。
調子に乗って次に唄おうとしたのは
“奇跡の地球”
地球と書いて“ほし”
自分で選んでなんだが、まったく変わり映えしないなと
自分で自分に話かけてしまった。
思えば単調な生活なんだな、って。
~ただ週末の僅かな彼との時を
つなぎ合わせて君は生きてる~
ハマショウ“もうひとつの土曜日”の一節。
竹内まりやの歌声を聴きながら、
何故か突然この歌詞が頭の片隅に現れた。
『僕は何をつなぎ合わせて生きてるんだろう』
ラジオを消して、ハンドルを握りしめた。
時刻は午後6時前。
日曜日の夕暮れ時、寂しげな空の白さと相まって、
黄昏ながら、ハンドルを握りなおした。
大きな一本道。
真っ直ぐじゃないけど、どこまでも続くような一本道。
流れに乗ってアクセルをふかす。
でも一本道だと感じていたのは僕だけかのように、
ウィンカーを出した車が
右へ左へと進路を変える。
同じ方向へと進んでいるように見えた景色から
急に寂しい一人ぼっちの時間へと迷い込んだ。
思えば単調な生活だ。
劇的な展開が待っている訳でもなく、
同じ毎日がやってくるようにも思える。
土曜日、久々にスナツクへ行った。
居酒屋で日本酒の熱燗を頂いた。
コップに注がれた酒が枡に溢れる。
外を見れば雪。
テンションが上がるのが自分でも分かる。
程よくと言うよりは、少々飲みすぎの感も否めないまま、
スナツクでマイクを握りしめた。
店内には夫婦?カッポー?
1組の男女が居た。
久々にパワフルな女性の歌声を聴いた。
誰の歌だったか失念したが、聴き入った。
酔った勢いで入れた
“抱きしめてTONIGHT”
をトシちゃんのモノマネで唄うのが急に恥ずかしくなった。
恥ずかしさを紛らわすために、
桑田佳祐のモノマネで唄ったら、結構うけた。
調子に乗って次に唄おうとしたのは
“奇跡の地球”
地球と書いて“ほし”
自分で選んでなんだが、まったく変わり映えしないなと
自分で自分に話かけてしまった。
思えば単調な生活なんだな、って。
~ただ週末の僅かな彼との時を
つなぎ合わせて君は生きてる~
ハマショウ“もうひとつの土曜日”の一節。
竹内まりやの歌声を聴きながら、
何故か突然この歌詞が頭の片隅に現れた。
『僕は何をつなぎ合わせて生きてるんだろう』
ラジオを消して、ハンドルを握りしめた。