おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

そのアイテムが気になります

2022年06月28日 | 日記・エッセイ・コラム
バイト先の店長と雑談

5歳になる息子さんが、
Swithchに夢中で、プレーで貯めたポイントで
欲しいアイテムがあるらしい

しかし5歳児のプレー時間は30分に限定されている

毎日30分では、アイテムポイントまでが
遠い道のりになるらしい

ファミコンでゲーム人生を終えた私としては、
夢中になれるものがあって羨ましいと思うと同時に、
任天堂さんも上手い商売をするもんだと感心した

そこで店長の登場

息子を寝かしつけた後、
黙々とポイントゲットのために
必死にボウリングゲームで右腕を振り続けたらしい

その話を聞いて、ふと思う

私には子どもがいないので、
当然、子育てをしたことがない

赤ちゃんと見ていて、可愛いと思うが、
その笑顔のために、両親がどのような苦労をしているか、
私は知らない

だから

私の親が、私のためにしてくれたことを、
改めて実感する機会もない

店長はポイントを貯め続け、
最後のフニッシュはご子息に譲るとしても
いずれあのアイテムを手にした愛息の笑顔を見る事になる

右腕の筋肉痛もその笑顔で癒される

そして思うのだろう

自分の子どもの頃のことを
自分と同じように、自分に対して、
親がしてくれたことを、親になって
初めて気付くんだろう

そう思いながら、遠い目で相槌を打つ私でした
コメント
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