ハンドルを握り、交差点に差し掛かる車
右折しようとウインカーを倒し、
視線を左に投げる
一台のホンダ車が走ってくるのが
視界に入った瞬間に、躊躇した
「行くべきか、止まるべきか」
その微妙なタイミングに、右脚の力を抜く
配達の時だったら
友人との待ち合わせだったら
失禁しそうだったら
そういう場面ではなかったから、
私はブレーキを踏むことを選択
黒のフィットをやり過ごし、
もう一度左右を確認したあとステアリングを
面舵いっぱい
一度信号に止まったが、
その後はセナとプロストのような
ランデブー走行
自家用車はアクアだが、
争って走ってないのでランデブー
その後ろ姿を見ながら、ふと思った
「あの時、アクセルを踏んでいたら」
あの躊躇した瞬間に、あのフィットの前に
出ていたら、私はあの場所を走っている
視線をホンダ車の前に送る
私はあの場所にいたはず
この時間のズレはなんだ?と思いながら走っていると
いつもの場所でフィットは左折して行った
右折しようとウインカーを倒し、
視線を左に投げる
一台のホンダ車が走ってくるのが
視界に入った瞬間に、躊躇した
「行くべきか、止まるべきか」
その微妙なタイミングに、右脚の力を抜く
配達の時だったら
友人との待ち合わせだったら
失禁しそうだったら
そういう場面ではなかったから、
私はブレーキを踏むことを選択
黒のフィットをやり過ごし、
もう一度左右を確認したあとステアリングを
面舵いっぱい
一度信号に止まったが、
その後はセナとプロストのような
ランデブー走行
自家用車はアクアだが、
争って走ってないのでランデブー
その後ろ姿を見ながら、ふと思った
「あの時、アクセルを踏んでいたら」
あの躊躇した瞬間に、あのフィットの前に
出ていたら、私はあの場所を走っている
視線をホンダ車の前に送る
私はあの場所にいたはず
この時間のズレはなんだ?と思いながら走っていると
いつもの場所でフィットは左折して行った