★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

「百人一首の秘密の旅」と「山崎蒸留所見学」

2011年06月29日 | 徒然なる日常
ミクシィボイスやツイッターには、ケータイからちょこちょこ投稿していましたが・・・。
この間の日曜日、6月26日に、サントリーウイスキー「山崎」の蒸留所見学に行ってきました~。

という訳で、レポレポ♪


最寄り駅はJRの山崎駅。

でも、実際に工場が建っているのは、お隣は大阪の島本町。
なので、この駅のお隣、島本駅では、電車の入線音楽が、サントリーウイスキー山崎のテーマ曲なのですよ~。
最近見ないような気がするけど、昔はTVCMでよく聴いてた気がする音楽です。
多分、みんな、聴けば、
「ああ!」
って思うと思う(^m^)

とはいえ、JR島本駅からでは、工場まで遠くて歩けない・・・。
ので、山崎駅で下車。


工場見学は13時15分からの部を、予め予約していました。

ので、その時間まで、まずは、水無瀬の滝を見に行くことに。

山崎駅から、住宅地を歩いて20分くらいかな。
滝があるのですよ!

そうそう。

途中、【京都府←→大阪府】の境界線発見。

京都側から見ると、大阪の地名表示が。



そして、大阪側から見ると、京都な地名表示。



更に、後ろに見える石碑に注目!!!!!

「従是東山城國」
つまり。
「是従り東、山城の国」(これより東、山城の国)

って書いてありますよね(^^)b

むか~~~~しから、大阪と京都の境界線だったのね。


という訳で、滝、到着。




すごく暑い日でしたが、流石、滝の近くは涼しかった!


そうそう。
水無瀬と言えば、百人一首の秘密にも大きく関わっている土地ですよね!

藤原定家が選句した、「小倉百人一首」。
この百首の歌を、縦10×横10で、ある特殊な並べ方をする訳です。
すると、隣り合う歌同士が上下左右ともに「合わせ言葉」によってぴったりと結びつくのですよ。
で、その結びついた言葉(例えば、「山」とか「川」とか「滝」とか「里」とか・・・)をその位置で絵に書いてみるのです。

すると、とある里の風景が浮かび上がる訳ですが。

その風景というのが、ここ、水無瀬の里の風景を描いた物だそうです。

凄いですよね、まるで、パズルみたい!
「ダ・ヴィンチ・コード」も真っ青なミステリーだと感動しましたですよ。

今では、住宅地として拓かれている水無瀬ですが、かつては、とても風光明媚な所で。後鳥羽上皇が離宮を造っていたところだそうです。
しかし、後鳥羽上皇は承久の変によって、隠岐に流されてしまいます。
そして、その後、水無瀬離宮は廃れていったとのこと。

藤原定家は、自分を引き立ててくれた後鳥羽上皇への想いを百人一首に込めて、このような大がかりな仕掛けを施した・・・・・・とのことです。

なるほど~、だから百人一首って、人によっては、代表作ではない、たいしたことのない歌が選ばれたりしていたのですね。


・・・というような、謂われのある水無瀬の滝でした。


そうそう。
チェブラーシカとだと、あまり大きな滝に見えないですが・・・。





結構、大きい滝でしょ。



滝を楽しんだ後は、お昼ご飯。

やはり、山崎駅の近く、住宅街の中にある、うどん屋さんでお昼を食べました。
インターネットで調べて行ったお店です。

私が注文したのは、たこ天ぶっかけうどん。

明石のタコを使った天麩羅が乗っている、冷やしうどんです。

もう、めっちゃ、美味しかったのですよっっ(*><*)

うどんも讃岐うどんのように、コシがあって。
そして、上に乗っているタコも、柔らかくて、味がしっかりとあって。

是非是非、また行きたいお店です!


美味しいおうどんでお腹一杯になった後は、いよいよ、サントリーウイスキーの工場へ。


工場なのに、とてもオシャレで綺麗ですね。





あっ。
トリスおじさん、発見!

トリスおじさん、前々から、大好きです。お慕いしておりました(///)
でも、おじさん、奥さん居るんだよ~っ。


↓知らない内に、オットに撮られてた、私とトリスおじさん(笑)

私、なんか、おじさんに話しかけてる人みたいだ・・・・・・・orz


改めまして・・・おじさんとラブラブ(?)ツーショット。



ウイスキー樽の上のチェブラーシカ。


工場見学は、無料のコースと、1000円、2000円のコースがあります。
私達は、1000円のコースを予約していました。

受付を済ませると、「参加証」というのを渡されるので、それを、ちゃんと胸に付けないといけません。



「ボクも参加したよ!」byチェブラーシカ


という訳で。

案内のスタッフさんの説明を聞きながら、ウイスキーが作られる過程を見学。





チェブも良い子で見学(笑)

とにかく、蒸留室は暑かった(>_<)

そして、ウイスキーの華やかな甘い匂いが充満で。
ウイスキーが大好きな私は、ウットリです(//▽//)

貯蔵室は、見渡す限りの樽・樽・樽~~~~~。




ここも良い香り(///)
こうやって、寝かせて、ウイスキーって出来上がるのですね・・・。

製法は、至って単純だけど、それでいて、繊細というか。
長~~~い時間を必要とする行程なのですよね。


すべての工場見学を終えたら、いよいよ、お楽しみ、テイスティング・タ~イム(*><*)b

このコースでは、山崎10年、山崎12年、バランタインファイネスト、ジャックダニエルをテイスティングです。


写真の奥一番左が、山崎10年。
これを使って、作りたてのハイボールを楽しみました。

そして、そのお隣が、山崎12年。
最初は、そのまま飲んで(アルコール度数40%)みたのですが。
私には、ちょっと、アルコールがキツ過ぎて(^^;
結局、ハイボールを作っちゃいましたです。

そしてそして。
この他にも、バランタインファイネスト、ジャックダニエルで作ったハイボールのグラスが運ばれてきます。

・・・結構な量ですよぉ(笑)

お酒に弱い私は、ちょっとクラクラきちゃいましたが、皆さん、全然平気そうな感じでしたね。

それにしても。

ひと言で「ウイスキー」と言っても、国によって、全然味が違うのですよね。

わたし的には、やはり、日本人の口に合うようになっているのか、「山崎」が一番美味しかったと感じました。

山崎10年が、一番口当たりが良くて好きだったなぁ。

山崎12年は、私には、ちょっと強いというか、味が濃い気がしました。

そして、バランタインファイネストは、アルコールの香りがキツめな気がして。

ジャックダニエルは、すっごく華やかな甘~い香り&味なのですが。
ちょっと、甘すぎて、クドクドする感じが・・・。


という訳で、私は、テイスティングした中では、山崎10年が一番美味しいと思いましたです。
あっ、もちろん、全部、美味しかったのですが、ね(^^)b


でも、私が普段買っているウイスキーは、トリスの750ml瓶ですっ。
トリス、美味しいよ! 経済的だし!


テイスティングが終了すると、工場見学ツアーはお開きな訳ですが。
最後に、お土産が頂けました。

山崎12年のミニチュアボトル(*><*)

わ~いっ。
嬉しいなぁ♪

流石に、ハイボールにするのは勿体ないので(^m^)

そのまま、少しずつ頂きましょうかね。

とはいえ、まだまだ、勿体なくて開封できない!!!!!
しばらくは、飾って眺めて楽しみたいです。

・・・っていうか、チェブが抱き込んでるし(^^;


・・・・・・という感じで。

この日は、水無瀬の滝を見て、百人一首に込められた秘密を感じたり。
美味しいうどんを食べたり。
大好きなウイスキーに浸ったり。

暑~~~~~い中、実に、貴重な体験をした日曜日でした☆